昭和時代が舞台のファンタジー！となりのトトロの買取対象商品とは

大人から子供まで誰もが知っている、国民的アニメーション映画「となりのトトロ」は、スタジオジブリを代表する作品といっても過言ではありません。知名度の高い作品なだけあり、国内外問わず、イベントやコラボレーションが企画され、何かと話題になってきました。人気ゆえに発売グッズも多数あるので、買取査定にも期待が持てます。

となりのトトロとは

まずはとなりのトトロについて簡単に説明していきます。

あらすじ

小学生のサツキ・メイ・お父さんはお母さんの療養をきっかけに、田舎にある一軒家に引っ越します。草壁一家が住むのは古びた家でしたが、豊かな自然や新しい友達に囲まれて過ごす日々に慣れるのに時間はかかりませんでした。しかし、引っ越しのときに感じた、謎の気配や不思議な生き物との遭遇のなかで、姉妹は今までにない経験をするのでした。子供には見えて、大人には見えない、それはいったい何なのか。家族の絆、そして、草壁家を見守る人々と生き物の優しいお話です。

これまでに実施されたイベントやコラボレーション

国内外問わず注目され続けるトトロ、その魅力はいったいどこにあるのでしょうか。これまで数々の企業とコラボレーションしているスタジオジブリですが、そのなかでもトトロは群を抜いています。食べ物・雑貨・衣類はもちろん、なんとディズニー映画「トイ・ストーリー3」にもトトロが出てくるほどです。実はピクサーのジョン・ラセター監督がトトロの大ファンで、プロデューサーのダーラ・K・アンダーソンが宮崎駿に相談し、おもちゃ役としてトトロが出演することが決まりました。

ダーラはこの出演に関して「宮崎駿へのオマージュである」と説明しています。その後もスタジオジブリ公式ツイッターが「ピクサー大好き」という言葉を添えてピクサーからの贈り物を公開するなど、アニメーション制作会社同志の深い繋がりを感じます。ジョン・ラセター監督は、初来日の際もスタジオジブリを見学していて、当時制作中だったのがとなりのトトロでした。

トトロに由縁のある場所

実はトトロに会える場所が、数多く存在しているのをご存知ですか。トトロの凄いところは知名度が圧倒的に高く、幅広い年代から受け入れられているところにあります。愛知万博の跡地にはサツキとメイの家、ジブリの世界に浸れる三鷹の森ジブリ美術館、縁側に座るトトロに会えるクロスケの家、実在する地名「ととろ」にちなんで作りこまれたバス停など、非公式なスポットを入れると全国各地にあります。

トトロのストーリーは、昭和時代が舞台のファンタジーなので、世界観を表現するのはさほど難しくないのでしょう。こうして実際に訪れられる場所があるのも、身近に感じられてうれしいですよね。このように好き嫌いの次元を超え、国民的アニメーションとして認識されていることが、トトロの人気を裏付けています。

一番人気はやっぱりトトロ！

となりのトトロの劇中には、個性豊かなキャラクターが登場しますが、そのなかでも人気を集めるのがトトロです。トトロにはサイズがあり、サイズを頭につけて呼び分ける人も多いのですが、初期のイメージボードには名前が記されていました。公式として現在使われているものではないのですが、初期案ではこのような名前でした。

大トトロ：ミミンズク（1,302歳）
中トトロ：ズク（679歳）
小トトロ：ミン（109歳）

あの小さなトトロ、ミンで100歳越えだとは…人生の大先輩だったのですね。びっくりです！

よく売れるグッズ

さて、トトロの人気が分かったところで、買取査定額の高い商品を紹介します。比較的高額でやりとりされているのは、オルゴール・仕掛け時計・ブランドコラボ商品です。とくにハイブランドとして有名なLOEWEは、千と千尋ともコラボレーションしており、注目を集めています。衣類や小物まで、キャラクターがプリントされたデザインは、ファンにはたまらないものです。

まとめ売りのすすめ

上記以外の商品も買取対象商品です。意外と値段が付きやすいのが、未開封の雑貨・おもちゃ・文房具・食器などです。トトロは市場に出回る商品数が多いので、中古未開封品の流通も多く、購入される確率も高くなっています。しかし開封済み商品で、単品では値段がつきにくいグッズであっても、まとめて引き渡すことで、査定額がアップする場合もあります。商品のジャンルにまとまりがなく、細々したグッズがたくさんある場合には、まとめ売りをおすすめします。

一方で状態がよく、高額買取の可能性が高いものに関しては、専門業者にお願いするのも査定額アップのコツです。フィギュア専門・時計専門など、専門性の高い業者を探して連絡してみるのもよいでしょう。

スタジオジブリオルゴールコレクションも高価買取

先にも述べましたが、オルゴールも人気商品のひとつです。とくに株式会社セキグチから出ているオルゴールコレクションは、デザインが豊富で人気商品となっています。シンプルな箱型からキャラクターを模したフィギュアタイプまであるので、ついつい集めたくなる商品です。公式オンラインストアから音色を確認することもできるので、査定前の状態確認にも活用できます。

内臓音楽は主題歌がほとんど

オルゴールの内臓音楽として使われることが多いのは、オープニング主題歌「さんぽ」エンディング主題歌「となりのトトロ」この2曲です。挿入歌「風のとおり道」が流れるオルゴールは数が少ないようで、希少価値が高くなっています。値段に直結するとは言い切れませんが、オルゴールの音色を確かめてから査定に出しましょう。

となりのトトロのグッズを高く売るためのポイント

トトログッズを高く売るためには、どのような点に気を付けることが大切なのか、コツや注意点を詳しく説明していきます。

相場確認

満足のいく売買が出来るように、相場を確認することも大切です。「トトロ」「オルゴール」など、関連する単語を並べて、インターネットで検索するだけで、類似商品が多数出てきます。素人であっても検索結果からさまざまなことを読み取れます。たとえば、当時の購入金額・買取相場・流通数・付属品の有無です。同封されていた説明書・タグ・包装紙なども見つかった場合には、どんなに汚れていても破棄はせず、いったん保管し査定時に状態を伝えるようにしてください。

また購入当時の金額よりも買取金額が上がっている場合は、今後さらに査定額が上がる可能性があるので、売却時期を見定めることをおすすめします。相場を確認し、市場価値を知ることで、交渉術に長けるだけでなく、損するかもしれない場面を回避することが可能になります。リサイクルショップや中古販売店はもちろん、不用品の個人売買サイトからも販売スキルを学ぶことができますよ。

品質確認、汚れ落とし

グッズの状態チェックをしながら汚れを落とし、無理のない範囲で、もとの状態に整えていくことが大切です。素人が落とせるレベルの汚れであれば優しくふき取り、細かな箇所は綿棒やハケを使うと、目立つ汚れは簡単に落ちます。破損個所がある場合は、梱包に注意しながら保管することが大切です。良かれと思って補修して、傷めてしまう場合も多いので、自己判断で補修する場合は、インターネットにアップされている動画を参考にするとよいでしょう。まさに百聞は一見に如かずです。便利な時代なので、役に立つ動画がゴロゴロ出てきます。

まとめ

今回は、トトロのグッズの買取対象となる商品例や、査定額を上げるコツついて解説しました。トトロはスタジオジブリを代表する作品なだけあって、フィギュア・オルゴール・雑貨など、幅広くグッズが販売されています。査定に出す前には外箱や付属品を確認したり、落とせる汚れは、拭き取ってきれいにしておくことが大切です。トトロのグッズを売却しようと考えている人は、今回の記事を参考にしてみてくださいね。