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箱がないおもちゃも買取してもらえる?初心者の疑問を解説

公開日:2021/02/01  最終更新日:2021/04/06

おもちゃの買取を初めて依頼する場合でも、必要な情報をあらかじめ知っておけば、どれくらいの値段になるか見当がつきやすくなります。初心者にとってわかりにくいことの1つが、おもちゃは本体だけでも売却できるかでしょう。箱がなければ売れないのではないかと考えている人も多いと思いますが、ここでは、このような疑問について解説します。

基本的にはあると評価が高くなる箱

おもちゃの買取を依頼する場合に、査定額に大きな影響を与えるのは本体の状態です。きれいな状態に保存されているものの方が、査定価格も高くなる傾向があります。

しかし、それ以外の要素で価格が大きく差が出る場合もあるようです。本体以外の備品がそろっているかどうかによっても査定価格に違いが出ますが、とくに値段の差がつきやすいのが、製品の入っていた箱の有無でしょう。箱が残っていれば、買取をする店舗も新品で販売されていたときと同じ状態で売却できるので、評価も高くなります。

中古であっても箱のついている製品だけを欲しがっているような人もいるので、店舗にとっても残っているものの方が、売りやすくなるメリットがあるのです。古いおもちゃの中には、製品が入っていたパッケージが残っているものが、ほとんど中古市場に出回らないことがあります。このようなタイプでは、外装自体が本体と同じくらい高い価値を持つ場合もあるようです。外装の状態によっても査定価格は違ってくる場合があり、落書きや汚れなどのないものの方が高く評価されます。

箱がなくても買い取ってもらえる場合

基本的には箱があった方が高く評価してもらえますが、売却するおもちゃの種類によっては、外装がなくても買い取ってくれる場合もあります。買取をしてもらえる可能性が高いのは、希少性が非常に高い種類のものです。付属品だけでなく、本体も滅多に中古市場に現れないようなタイプのものならば、付属品がついていないものであっても、高額で評価してくれることがあります。

買取をしている専門店でこのようなタイプのものを高額で評価しているのは、パッケージがない状態のものでも購入を希望する顧客が多いからです。そのために、ものによっては箱がない状態のものであっても10万円以上の高額で売買されているものあるので、付属品が残っていないからといって売ることができないという考えは必ずしも正しくはありません。

押入れの中に眠っていた外装が残されていない状態のおもちゃであっても、専門の店舗に持ち込んで鑑定を依頼すれば、思わぬ高い評価をしてもらえる可能性もあります。気になっているおもちゃがあるならばとりあえず店舗に相談してみましょう。

店舗によっても異なっている対応

同じおもちゃであっても、箱がない状態のものを買い取ってもらえるかどうかは、店舗によって対応が違う場合もあります。ある店舗では付属品のそろっていないものは買い取れないといわれた場合であっても、すべての店舗がそのような基準で買取をしているとは限りません。

別の店舗では付属品がないものであっても買い取っているケースも存在します。そのために、パッケージが残っていないという理由で買取を断られた場合でも、あきらめずにほかの店舗に相談すれば、売却できることもあります。時間をかけることで売却先を見つけることも可能でしょう。

店舗に直接持ち込む前に、外装がなくても売れるのかどうか確認するのが最も確実な方法で、売りたい製品により売却できるかどうか違う場合もあるので、無駄足になるのを防ぐことができます。店舗によって扱っているおもちゃの種類はそれぞれ違っていますが、特定のジャンルのおもちゃを専門に扱っている店舗ならば、外装がないものであっても高く評価してくれることがあります。ただし、これはそのおもちゃの価値をスタッフが正しく知っているからです。

パッケージがないと買い取ってもらいにくいタイプのもの

おもちゃの中には、箱がないと買い取ってもらいにくいタイプのものもあります。このような製品の代表的なものが、中古市場に多く流通しているタイプのものです。購入した人が多いものは売却する人も多い傾向があります。市場に余っている中古製品が、それを欲しがる人の需要よりも多い場合には、買取をしている業者でもそうした状況を考慮して、査定の内容を決めることが多いようです。

こうしたタイプのものの場合には、パッケージが残っている状態であっても評価が低くなることがありますが、パッケージが残っていない場合には、さらに評価が低くなります。店舗に買い取ってもらえる場合でも買取価格が低くなることもあるので、このようなタイプのものは今すぐ売却するよりも、しばらく待った方がよさそうです。

時間の経過によって市場の製品が消化されることがあるために、希少性が上がることも考えられるため、外装がなくても高額で買取をしてもらえることがあります。どうしても今すぐお金にかえる必要がないならば、しばらく待ってみるのも1つの方法でしょう。

パッケージがとくに重要になるフィギュア

おもちゃの種類によっては、箱が本体と同じように重要な価値を持っているものもあります。このようなタイプの製品の代表的なものがフィギュアです。購入した後にパッケージから出して飾る人も多い一方で、パッケージに入れた状態のまま鑑賞するのを好む人も多いようです。

中古のものを購入する人の中にも、パッケージが残っている状態のものしか購入しない人が存在するために、外装が残っている状態のものは高額で評価される傾向があります。このような理由から、手持ちのフィギュアをなるべく高く売りたい場合には、箱は捨てずに保管しておいたほうがよいでしょう。外装の有無によって査定価格に大きな違いが出る場合もあるので、本体と同じくらい価値があるのです。

本体だけしか残っていない場合でも、多くの店舗では買取をしていますが、メーカーから市販されているようなタイプの製品はとくにパッケージが残っているかどうかで査定価格に差がつきやすいです。イベントなどで個人から購入したものならば、外装がなくても評価が変わらないことがあります。

外装が残っているものの中でも、さらに価値の高いもの

箱がなくても売却できるおもちゃも多いですが、外装が残っていることで、評価額が大きく変わるものもあります。パッケージが残っているだけでも中古品としての価値は高くなりますが、さらに価値が高くなるのが未使用のものです。

製品を購入したときのまま、1度も出していない状態のものならば、ただ外装が残っている状態のものよりも、買取価格が上昇することがあります。これは、子どもがおもちゃで遊ぶことを前提にして販売されていることが理由になっているようです。

購入されたおもちゃはパッケージを破いて中のものが取り出されることが多いことから、ほかの分野の製品と比較しても、未使用のものが極端に少ない製品も多いでしょう。未使用のもののとして売却するためには、箱だけでなく、製品が梱包されているビニールなども破いていない状態で保管しておくことが必要です。

裸の状態のものと比較しても買取価格は違ってくることが多いですが、人気のあるもので希少性の高いものならば、数十万円の価格で取引されることもあり、価値の高いものです。

 

おもちゃの買取を初めて依頼する人が疑問に感じることも多い、箱の残っていないものですが、外装が残っていないものであっても、売却できる場合があります。古い時代に作られたものの場合には、外装だけでなく本体自体が滅多に中古市場に現れることはないので、なくても高額で買い取ってもらえることが多いです。売れるかどうかわからないときには店舗の人に相談するのが、確実な方法でしょう。

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