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ドラえもんグッズはレトロなものから最新のものまで!高く売るには?

公開日:2022/02/01  最終更新日:2022/02/28


国民的な人気を誇るドラえもんは、日本人のほぼ全員が認知しているといっても過言ではないでしょう。また、ドラえもんの歴史は長く、ファンも多く存在します。そのため、昔に製造されたドラえもんグッズが現在になって高額買取されるケースも珍しくありません。そこで本記事では、ドラえもんグッズを高く売るコツについて解説します。

長年愛される続けるドラえもんとは

漫画やアニメの文化が広く浸透している日本では、名作と呼ばれる作品が多く存在します。そして、日本を代表するアニメ・漫画作品の一つにドラえもんが挙げられるでしょう。ドラえもんは藤子・F・不二雄によって1979年に連載が開始された漫画です。

そして、全45巻の単行本の発行部数は現在1億部(漫画全館ドットコムより)を突破しています。1億部という発行部数は、日本の漫画の歴代発行部数ランキングトップ11位に入る数字です。そして、漫画の人気の高さからアニメや映画が多く製作されています。また、アニメは2020年で放映50周年を突破しており、これまでに映画も多く放映されていることから、日本でドラえもんを知らない方はほとんどいないでしょう。

子ども時代にドラえもんのアニメを見ていた方が大人になり、現在ではお子様がドラえもんを毎週欠かさず見ているという家庭も多いのではないでしょうか。つまり、ドラえもんは世代を超えて日本中で愛され続けているアニメ・マンガ作品なのです。

また、ドラえもんがすごいといわれるのは、アニメの歴史や単行本の発行部数だけではありません。1980年に「のび太の恐竜」という映画作品が製作されたことをきっかけに、最新作まで合わせると約40作品の映画が製作されています。そして、シリーズ累計で総動員数が1億3,000万人を突破しているのです。日本人の総人口を超える動員数は圧倒的な数字となっています。

なぜなら、邦画で総動員数が1億人を突破している作品は、シリーズ作品を含めてもドラえもんの他にないからです。つまり、長年愛されている作品だからこそ積み上げられた数字だといえるのです。さらに、漫画は12言語17か国、アニメは55か国で放送されています。したがって、ドラえもんは日本のみならず世界を代表する漫画・アニメ作品だといえるでしょう。また、ドラえもんの人気の高さは個性豊かでわかりやすいキャラクターやメッセージ性の深さにあります。

そのため、大人が見ても感動するシーンや言葉が多く存在し、子ども用のアニメの中に深いメッセージが隠されているのです。また、日常を切り取っているようなストーリーの中に、ドラえもんの秘密道具をはじめとする夢が詰まった要素やSF作品としても優秀な側面があることも人気の秘訣だといえるでしょう。

ドラえもんの買取対象グッズ

長年多くの方に愛されているドラえもんは、昭和時代に製造されたおもちゃやグッズが高値で買い取られているという特徴があります。一般的におもちゃやグッズは古くなると価値がなくなってしまいますが、人気が維持できていればプレミアがついて高値がつくケースがあるのです。

そのため、連載が開始された当初から、アニメ・映画といった数々の作品が製作され続け、人気の落ちないドラえもんは、時代が経ったおもちゃも高値で買い取りが行われるのです。

また、生産数の少なさや、現在は販売されていないという希少性の高さによっても価値は変動します。したがって、幼い頃に両親に買ってもらったドラえもんのおもちゃやグッズが現在になってプレミア価格になっている可能性があります。しかし、ドラえもんのおもちゃの中にも価値がつかないものも存在するようです。

そこで、買取対象となるおもちゃやグッズをいくつか紹介します。たとえば、各キャラクターのタカトク製ソフビはもっとも高値買取が狙えるものです。ソフビとは、ソフト塩化ビニールの略であり、フィギュアに使用されることの多い素材です。その他、等身大サイズの人形やスワロフスキーでできたドラえもん、ブリキ、超合金などは買取対象となります。

ドラえもんグッズの買取相場

ドラえもんのグッズやおもちゃは、連載開始直後に作られた1970年代の製品に対して高値がつく傾向にあります。人気の落ちないドラえもんに対し、現在は製造されていないという希少性の高さがプレミア価格を生み出しているのでしょう。

たとえば、1970年代に製造されたタカトク製のソフト塩化ビニールでできたドラえもんのフィギュアは、買取相場33万円、同様のフィギュアでドラミちゃんのものは23万円が買い取り相場となっています。タカトク製のソフト塩化ビニールは非常に価値が高くなっており、その他のキャラクターも7万円~20万円で買い取りが行われています。また、招き猫型のドラえもん貯金箱(招き猫貯金箱ソフビM1号)は1万5,000円、タイムマシンポピーは1万4,000円が買取相場です。

その他にも、バカラガラスでできたドラえもんのフィギュアやスワロフスキーでできたドラえもんのフィギュアは、数万円が買取相場となっています。したがって、あえて年代が感じられるものや昭和時代に製造されたもの、コラボ商品などは高値での買取が期待できるといえるでしょう。

ドラえもんグッズを高く売るコツとは

ドラえもんのおもちゃやグッズの売却を検討する際は、できるだけ高値で買い取ってほしいと考える方がほとんどでしょう。しかし、売却する店舗やフィギュアの状態によって価格が変動します。また、高値で買い取ってもらうためのポイントも存在するため、事前に対策をしたうえで売却するようにしましょう。

まず、ドラえもんのおもちゃやグッズのかかわらず、商品の箱の有無と商品の状態よって買取価格が変わります。そこで、売却を検討する際は箱がないかを確認し、保存されている場合はセットで売却することをおすすめします。また、簡単に落とせる汚れが付着している場合は、キレイにしてから査定するのも方法の一つでしょう。

そして、複数の店舗で査定を行い、見積価格を比較することも高額買取の秘訣です。高値で買い取りますとアピールしている店舗でも、予想しているよりも買い取ってもらえないことがあるからです。そこで、いくつかの店舗で査定を取ると、実際の相場を知ったうえで売却できます。

また、リサイクルショップでの売却はおすすめしません。なぜなら、簡単に査定を実施し、きちんと価値を評価してもらえない事態になりがちだからです。したがって、古いおもちゃの価値をきちんと鑑定できるスタッフが在籍している店舗で査定を行うよいでしょう。

また、売却を急いでいない、手間がかかっても問題ないという場合は、個人でフリマサイトやオークションサイトに出品する方法もあります。フリマサイトやオークションサイトは自分で価格を設定でき、希望価格で買い手を見つけられる可能性があります。

ただし、商品説明や写真撮影を慎重に行い、買い手に状態がきちんと伝わるようにしなければなりません。一部に傷がついていたにもかかわらず、説明や写真に記載していないと、購入後にトラブルになるリスクがあります。また、発送時に傷がついたりしないよう、梱包状態や発送方法に気を付けることも注意点です。

 

時代を超えて世界中で愛されているドラえもんは、アニメの放映が開始されてから50年を突破しています。そして、ファンの多さからドラえもんのグッズやおもちゃが高値で売却できる場合があります。中でも1970年代に製造されたものや、コラボ商品などは価値が付きやすいものの一つです。ただし、売却を行う際は、箱の有無や査定を依頼する店舗によって買取価格が変動するため、慎重に検討することをおすすめします。

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