おもちゃを店舗で買取ってもらうときの注意点
不要になったおもちゃが家の中にあるという方も多いのではないでしょうか。そのような場合、ただ捨ててしまうのではなく、買取に出すという方法があります。そうすることで、お金を手にできることになりますし処分をする心苦しさも減っていきます。
対応する店舗も増えてきていますから、ぜひ検討してみましょう。
できるだけ早めに持ち込んでみる
お子さんが遊んできたおもちゃ、自分が使ってきたものなど、愛着があるものについてはなかなか手放しにくくなってしまいがちです。買取に出すことが必要だということは分かっていても、なかなか踏ん切りがつかないということもあるのではないでしょうか。
確かに愛着があるものを手放すことはつらいことでもあります。少し先延ばししても良いのではないかと思いがちです。しかし、そうして先延ばしをして実行できるのかというと、また手放しにくくなるという繰り返しになりかねないのです。結果として不要なものが家にたまっていくということになってしまいます。
そのようなことを防いでいくために、定期的に見直し、そのとき使っていないものは積極的に手放していくということが大切になってくるのです。生活に必要な品ということであれば、また使うということがあるかもしれません。
しかし、おもちゃのようなものはそのときの趣味や考え方、成長段階などによって使うものが変わってくるということになりますから、再び使うということが起こりにくいものでもあるのです。そうすると、一度使わなくなった時点で処分しても良いということになるのです。また使うのであれば、そのとき新しいものを買えばよいと割り切って処分していきましょう。
このことにはもう一つメリットがあります。早い段階で手放すことで、より高価での買い取りの可能性が高まるということです。経過している年数が少ないことで、劣化や破損などが少なく、きれいな状態で売ることができる場合も多いです。そのため、同じものでも早く売ったほうが見栄えが良く高値が付くことがあるのです。
買う側として考えてみても、年季の入った古いものより、新しいもののほうが魅力的に見えるでしょう。そういったこともポイントとなってきます。さらに、発売されてから時間がたっていないほうが、ニーズも高くなりやすいものです。まだまだ人気があるうちに売却することが高値で売るときのコツともいえます。
もちろん昔のもので数が少なく貴重なものなどもありますが、そういったものは稀で、最近のおもちゃであれば早い段階で売ったほうが高くなりやすいということが言えるのです。ぜひ、売ろうと思ったタイミングで店舗に持ち込んでみましょう。そのときが一番高値で売れる可能性が高いタイミングです。
付属品などは付けて持ち込みたい
買取価格をアップさせるためのポイントとして、本体はもちろんですが付属品などをちゃんとつけて売るということが挙げられます。特にお子さんのおもちゃの場合、一部のパーツがなくなってしまうということも多いです。そうなると、売却価格が下がってしまったり、売ることができなくなったりということになってしまいがちです。
持ち込む前にパーツが取れていないか、付属品がそろっているかなどを確認しましょう。自宅に来てもらう出張サービスを使うのであれば「これが足りない」ということを指摘してもらい、そこから探していくという可能性もありますが、店舗に持ち込む場合にはそういうわけにはいきません。
一度持ち帰って出直すということになると、その分の交通費や時間がかかってしまうことになります。一般的なおもちゃの場合、それ程高額になるということはないので、何度も往復することになると負担のほうが大きくなってしまうということにもなってしまうのです。
探してすぐに見つかる程度のものについては忘れずに一緒に持っていくことができるように、きちんとそろっているかを確認していくようにしましょう。こうしたちょっとした意識の違いで買取価格が変わってくることになるからです。
また、購入した時点から売るときのことを考えておくということも必要になってきます。なぜなら、箱や説明書、細かいパーツなどをきれいな状態でとっておけるかどうかが売れる価格の違いにつながっていくことになるからです。これは意識しておかないとなかなかできないことです。
ただ保管しておくと、どの付属品だったのかということが分からなくなってしまいます。箱などを使わないからと捨ててしまうと、いざ売ろうというときに後悔することになりかねないのです。だからこそ、購入した時点でどのように付属品を保管しておくかを考えておきましょう。
専用のボックスなどを準備しておき、普段使わない箱や付属品などをまとめておくと便利です。買取に出そうというときにはそこから必要なものをピックアップしていけばよいということになります。こうした購入時からの工夫が持ち込むときに役立ってきますので、ぜひ意識しておくようにしましょう。
できるだけキレイな状態で持ち込めるようにする
たくさん遊んだおもちゃは、きれいに使っているつもりでも汚れてきてしまうものです。持ち込む前に落とせる汚れはきれいにしておくようにしましょう。汚い状態のものより、きれいな状態のもののほうが値段は高くなりやすいです。
そのまま売ることができるレベルのものであれば手間がかからないからです。手垢など、拭いて落とすことができるようなものについてはぜひきれいにしてから持ち込むようにしましょう。
おもちゃの説明書などに、どのような形で掃除をすればよいのか書いてあれば、それに従いましょう。おもちゃごとに使ってはいけない方法や洗剤などもあるかもしれませんから、確認しておくのがおすすめです。
色などが抜けてしまったり、破損につながったりすると売ることができなくなるということもありますから、十分注意しておきましょう。分からない場合には布で拭く、水で濡らして固く絞った布で拭くといった程度にしておくのが良いでしょう。無理に汚れを落とそうとして破損してしまうといったことも起こります。
特に紙の箱などは、拭いたり、貼り付けてあるテープなどをとろうとしたりすると壊れてしまうこともあります。ちょっとしたキズなどでも買取の可否や価格に差が出てくることがあるので、無理に手を付けようとしないことも大切です。壊さない範囲できれいにできるところだけ手を入れてみましょう。
神経質になる必要はありませんが、無理をせずちょっと手を入れればきれいになるという部分だけでも軽く磨いておくようにしておくと、買取価格に反映されやすくなるでしょう。
使わなくなったものがいつまでも捨てられないでいると、暮らしにも支障が生じてきます。住宅スペースには限りがありますから、今必要なものだけに囲まれて暮らしていきたいものです。お子さんの成長段階によって使わなくなったものについては、ぜひ手放すことを検討してみましょう。
ここで挙げたようないくつかのポイントについて意識して、今手放せるものは早めに手放し、より高く買い取ってもらえるように工夫をしていきたいものです。そのうえで、買取によって得たお金を次の必要なものの購入へとあてていくようにすると、より良い暮らしへとつなげていくことができるようになります。