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初代PlayStationは高く売れない?ソフトのほうが高価買取できる?

公開日:2023/07/15  最終更新日:2023/07/18


ソニーから発売された家庭用据置ゲーム機である初代PlayStationは、高く売れない傾向があります。しかし、高額査定が期待できるモデルもあり、ポイントを押さえることにより価格の下落を防げます。この記事では、PlayStationの特徴に加え、買取相場を詳しく説明しますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

PlayStationの特徴

初代PlayStationは、1994年にソニーから発売された家庭用据置ゲーム機です。およそ1億2,000万台の世界累計販売台数を記録したメガヒットハードです。当時としては画期的な技術が詰め込まれたハードである、初代PlayStationの特徴を確認しましょう。

CPUの大幅な強化

初代PlayStationが画期的であった点は、CPUの大幅強化が実現したことです。旧世代のゲーム機と比較し、ポリゴンをはじめとした映像表現が多彩になりました。当時のゲームグラフィックは、升目に打った点を組み合わせて画像を構成するドット絵が主流でした。

ドット絵は、映像表現として2次元にとどまり、世界の広がりを感じさせる立体的な表現が苦手です。しかし、初代PlayStationは32ビットのCPUを持ち、処理が高速になったことで、ポリゴンに代表される3次元表現ができるようになりました。まるでゲームの世界に入り込んだような臨場感と迫力を味わえるようになりました。

また、処理の高速化は、グラッフィクなどの表現手段だけではなく、物理演算を駆使したリアルな操作感をもたらしました。現実の操作感を疑似体験できるゲームジャンルである「シミュレーター」が誕生したのもこの時期です。CPUの処理速度の向上により、ゲームのグラフィックを大幅に強化することにとどまらず、よりリアルな疑似体験が可能になりました。

ソフト容量の拡大

初代PlayStationの特徴として、ソフトの容量拡大によるゲームの大作志向が特徴的です。当時は、ソフトの媒体は容量に制限があるカートリッジが主流でした。容量を増加させるには、大きなサイズと多額の費用が必要です。

よって、斬新なアイディアを思いついたとしても、容量を削るために内容を縮小せざるをえません。結果として、初代PlayStation以前のゲームはアイディア志向の作品が多く、「テレビゲームは子どものおもちゃ」という考えが主流でした。

一方、初代PlayStationはソフトの媒体としてCD-ROMを採用することで、大幅な容量拡大を実現しました。高画質のムービー、高音質の音声を盛り込むことが可能となったため、映画に匹敵する表現が可能となりました。

ソフトが安価である

初代PlayStationの特徴として、ソフトが安価であったことも忘れてはなりません。ソフトの媒体として主に採用されていたカートリッジは、容量に比例して価格が上がるという傾向があります。このことが、ゲームソフトの価格高騰を引き起こし、ユーザーは悩みの種でした。

その結果、初代PlayStationが登場するまでのゲームソフトは1万円を超えるものもあります。初代PlayStationはソフトの媒体にCD-ROMを採用し、ソフトの価格を6,000円ほどに抑えることに成功したのです。また、生産時間も短いため、大量供給が可能であることから店舗の在庫削減にも貢献しました。初代PlayStationのソフトは流通面においても大変優れたものでした。

初代PlayStationの買取相場

では、初代PlayStationの買取相場はいくらでしょうか。結論からいうと、初代PlayStationの買取価格は発売時期の差により多少の違いはありますが、500〜3,000円が相場です。

初代PlayStationはヒットしたハードであり、流通量が多いことが高額査定が出ない理由です。また、ソフトの互換性を持つ後継機も豊富に流通しているため、ハード本体の需要はそれほど多くありません。

初代PlayStationのソフトは高価買取が期待できる

初代PlayStationの本体は査定額が低い一方で、ソフトは高額査定が期待できるものも存在します。その査定額は定価を大きく超え、高いものでは3万円ほどにものぼります。本体の査定額は高くないのに、なぜプレミアソフトが存在するのでしょうか?

初代PlayStationのソフトが高額査定される理由はさまざまです。

ひとつ目は、PlayStationシリーズは互換性があるためです。初代PlayStationのソフトは、PlayStation2、PlayStation3でも遊べるため、質の高いソフトの需要がなくなりません。

ふたつ目に、質が高いソフトの市場への流通量が少なかったためです。高い需要を持つにもかかわらず、ソフトの数が少ないため、需要と供給のバランスが崩れ、かなりの高額査定が行われます。

さらに、発売からかなりの年が経っているため、ソフト自体の劣化や、破損したことによる個体数の減少も理由として挙げられます。よって、初代PlayStationのプレミアソフトは値段が上がり続けています。初代PlayStationのソフトを持っている方は、思わぬ価格がつく可能性があるため、査定額を調べてみるのもよいかもしれません。

初代PlayStationを高く売る方法

比較的安価な傾向がある、初代PlayStationの本体を高く売るにはコツがあります。最新型に買い替えたい方は、少しでも高く売りたいことでしょう。初代PlayStationを高く売る注意点について解説します。

特殊なモデルである

通常モデルに高額査定は期待できませんが、特殊なモデルは別です。たとえば、小型サイズの初代PlayStationに、周辺機器のモニターがセットになった「PSone and LCD COMBO」は5,000円の査定実績があります。貴重なモデルは高く査定されることもあるため、モデル名をチェックしましょう。

欠品がない

箱や説明書、接続ケーブルなどが欠品すると、査定が安くなります。よって、付属品は購入時から大切に保管することが、査定額を上げるポイントです。

専門店で売る

初代PlayStationのような古い機種は、ゲーム専門店で売ると高額査定される傾向があります。街で見かけるリサイクル店は、ゲームの本当の価値が分からず、売れるかどうかわからない不安から安価に買い取られてしまいます。

一方、ゲーム専門店は、多くのゲームを買取、販売しているためゲームの販路が確保できており、少しくらいの在庫であれば売り切ることが可能です。よって、価値のあるものは売れることが予想でき、高額査定の提示ができます。よって、ゲーム専門店で売ったほうが高額査定につながりやすくなります。

まとめ

PlayStationの特徴、買取相場について説明しました。初代PlayStationは、1994年にソニーから発売され、メガヒットを記録した家庭用据置ゲーム機です。大幅に強化されたCPUによる高速演算に加え、ソフト容量の拡大を実現し、多くのユーザーに新たな娯楽を提供しました。また、ソフト媒体としてCD-ROMを採用したことによる価格の下落、安定供給の実現など、ゲーム業界に革命をもたらしました。一方で、流通量が多く、買取価格は高くはありません。しかし、稀少価値のあるモデルの判別や、欠品がないこと、専門店で売却することを意識すれば、価格の下落を防げます。

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