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昭和レトロなジャンボマシンダーは買取可能?高く売るには?

公開日:2022/03/15  最終更新日:2022/03/22


1970年代から1980年頭にかけて、ロボットやヒーローをモチーフにしたポリエチレン製の人形が子どもたちに人行きを博しました。ポピーという玩具メーカーが発売していた「ジャンボマシンダー」です。今回は「ジャンボマシンダー」は買取可能なのか、どうすれば高く買い取ってもらえるのかを説明します。

ジャンボマシンダーとは

「ジャンボマシンダー」の1号機は、1973年に発売された「マジンガーZ」です。ポリエチレン製で全高約60cmという大きさの「ジャンボマシンダーマジンガーZ」は手や足、首が自在に可動することや、多少乱暴な扱いをしてもびくともしない頑丈さなどから大ヒット商品となりました。

その人気は凄まじいもので、1年間で70万台もの販売を記録しています。その後、2号機の「ジャンボマシンダー仮面ライダーV3」など新しいキャラクターが次々と発売され、どの商品もヒットしました。ところでこの「ジャンボマシンダー」という名称は特定のキャラクター名ではなく、ロボット人形シリーズの総称です。

「ジャンボマシンダー」の大きな特徴として、テレビアニメやテレビシリーズなどといった本来のキャラクターには装備されていない、ミサイルや仕掛けが装備されている点があげられます。このパーツは「ジャンボマシンダー」同士で自由に交換でき、このことにより遊びの幅が一気に広がることも人気が出た要因のひとつといえるでしょう。

テレビの人気に頼った商品展開ではなく、遊びの要素を重視した新しい商品、というコンセプトが、子どもの心をがっちりとつかんだのです。「ジャンボマシンダー」は「マジンガーZ」や「仮面ライダー」シリーズのほか、「ウルトラマン」シリーズなども発売されており、令和になった現在はコレクターを中心に高い人気を集めています。

ジャンボマシンダーの買取対象グッズとは

昭和の時代、子どもたちに大人気だった「ジャンボマシンダー」は、コレクターたちの間で「子どもの頃に憧れたおもちゃ」として高値で取引されています。

査定価格が高額になりやすいのは「ジャンボマシンダー1号マジンガーZ」「ジャンボマシンダーグレートマジンガー」「ジャンボマシンダー勇者ライディーン」「DXジャンボマシンダー超大型大空魔竜」「ジャンボマシンダーダンガードA」「ジャンボマシーン版ガイキング」「ジャンボマシンダーNEOマジンガーZ」などです。

ほかにもヒーローではなく敵や悪役だけを集めた「恐怖の悪魔集団」シリーズや、ミサイルなどの武器を強化した「無敵城計画開始!」シリーズなども、高額で買い取ってもらえる可能性が高くなっています。どのアイテムも高額になりやすい「ジャンボマシンダー」シリーズですが、とくに高額な査定価格が期待できるものを具体的に見ていきましょう。

まずは1973年に発売された「ジャンボマシンダーレッドバロン」です。箱に入った美品の状態ならば、45万円という高額査定が期待できます。「ジャンボマシンダーレッドバロン」を査定に出す際に確認してほしいのが、胸の部分にある機関銃パーツです。破損しやすい部分になっており、ここがキレイな状態だと査定価格がアップする可能性があります。1974年に発売された「ジャンボマシンダーゲッター2」も高額で買い取ってもらえる可能性が高いアイテムです。箱付きの美品だと18万円くらいの買取価格が期待できます。

この「ジャンボマシンダーゲッター2」はお腹の部分についたボタンを押すと、上半身と下半身を切り離すことが可能です。ばらばらになった半身は、別に発売されていた「ジャンボマシンダーゲッター1」や「ジャンボマシンダーゲッター3」の半身と合体させて遊べます。「ジャンボマシンダー機械獣ダブラスM2」はマジンガーZの敵として登場するキャラクターで、「ジャンボマシンダー」の中でもレア度が高い品です。箱がない本体だけの状態でも、29万円という高額買取が期待でき、状態のよさや外箱が加わればさらに買取額が上がります。

「ジャンボマシンダー機械獣ダブラスM2」には頭や足の部分にトゲのような出っ張りが多くあり、この出っ張りの破損に注意が必要です。「ジャンボマシンダー」シリーズは全体的に人気が高く、本体のみはもちろん、部品のみや空き箱のみでも高値がつく傾向にあります。本体に破損があっても高額買取が期待できるため、押し入れの奥や段ボール箱の中などで眠っている「ジャンボマシンダー」があったら、一度査定に出してみるといいでしょう。

ジャンボマシンダーグッズの中には1,000万円で落札されたものも

ここまで「ジャンボマシンダー」シリーズの買取価格の相場について説明しました。買取査定やネットオークションに出すと高い値がつくことが多い「ジャンボマシンダー」シリーズの中で、高額すぎて世間をあっと言わせたアイテムがあります。それが「ジャンボマシンダー恐怖の悪魔集団ガラダK7」です。

「ジャンボマシンダー恐怖の悪魔集団」シリーズは敵や悪役だけを集めたシリーズで、マジンガーZの敵である機械獣ガラダK7、ダブラスM2、キングダンX10、スパルタンK5、グレンゴーストC3、ロクロンQ9の6体が発売されました。

またシリーズ第2弾として「仮面ライダーV3」の敵であるデストロン怪人4体も発売されています。この「ジャンボマシンダー恐怖の悪魔集団」シリーズは現存するものが少なく、ほかの「ジャンボマシンダー」に比べて高額で取引されることが多くなっています。品物の状態にもよりますが、安くても数十万円、高ければ数百万円になることもあるほどです。

中でも「ジャンボマシンダー恐怖の悪魔集団ガラダK7」は中古市場に出ることがほとんどなく、本当に現存するのかとまでいわれていたくらいのアイテムでした。その幻の1品である「ジャンボマシンダー恐怖の悪魔集団ガラダK7」が、箱とパーツが揃った状態でネットオークションに出品されたのです。

さて落札価格はいくらだったのでしょう。なんと、その落札価格は1,000万円という驚きのものになりました。結局キャンセルになってしまい落札はされなかったのですが、価格がそこまで高騰するほど需要が高い品であることに間違いはありません。

ジャンボマシンダーグッズが高価買取される理由

これまでの説明で、「ジャンボマシンダー」シリーズは高額で取引される可能性が高い品だということがわかっていただけたでしょう。

ではなぜ「ジャンボマシンダー」シリーズは、買取価格が高額になりやすいのでしょう。この章では、その理由について説明します。

ひとつめの理由は、現在残っている数が少ないということです。おもちゃやキャラクターグッズは発売された年代が古ければ古いほど買取価格が上がる傾向がありますが、「ジャンボマシンダー」シリーズにおいては初期に発売されたものより中期から後期に発売されたものの方がより高い値がつく可能性があります。1970年代に発売が開始された「ジャンボマシンダー」シリーズは爆発的にヒットし、数多くの商品が流通していました。

しかし年を追うごとに人気が徐々に落ち、販売数も低下していくのです。そのため中期から後期に発売された「ジャンボマシンダー」を持っている人が少なくなり、なかなか中古品を手に入れられない状態になってしまいました。

また「ジャンボマシンダー」のシリーズの場合、主役であるヒーローより敵キャラクターの方がより買取価格が高額になる傾向があります。子どものためにおもちゃを購入するとき、大体の場合、主役であるヒーローをモチーフにしたものを選ぶのではないでしょうか。

「ジャンボマシンダー」シリーズでも当時は敵役をモチーフにしたものは売れ行きが思わしくなく、結果現在所有している人が少ないのです。中でも先ほど説明した「ガラダK7」はとくに現存数が少ないとされており、実物を見たことがある人はほとんどいないのではないかといわれています。

「ゲッターロボ」は、「ジャンボマシンダー」シリーズで「ゲッター1」「ゲッター2」「ゲッター3」の3体が発売されました。「ゲッター1」を所有している人はそれなりにいるのですが、「2」「3」の順に所有者の数が減っています。そのことにより、「ゲッターロボ3」の買取価格が「1」「2」に比べて高くなる可能性が大きいといえるでしょう。

「巨大円盤スペイザー」は「ジャンボマシンダー」シリーズの中でもっとも面白いと思える品です。「ジャンボマシンダー」シリーズ唯一の懸賞当選品で、「UFOロボグレンダイザー」に登場する円盤をモチーフにしています。面白いのはなんと、この「UFOロボグレンダイザー」5歳以上の子どもから大人までが乗って遊ぶことができます。懸賞当選品だということや乗って遊べる仕様が受け、高い値で取引されることが多い品です。

 

1970年代から1980年前半にかけて子どもの心をがっちりつかんだ「ジャンボマシンダー」シリーズは、当時子どもだった現代のコレクターに高い人気を得ています。初期のものより中期から後期のもの、主役であるヒーローより敵や悪役をモチーフにしたものが高額で取引される傾向が強いことが特徴的です。もし家の奥に眠っている「ジャンボマシンダー」シリーズがあったら、ぜひ一度買取査定に出してみることをおすすめします。

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