絵本を高く買い取ってもらうには？買い取れない絵本の特徴

本をリサイクルショップなどで売ったとき、とても安い査定金がでて驚いた経験はないでしょうか？自分が読んだ本やお気に入りだったものはできるだけ高く買い取ってほしいものです。そこで本記事では、高く売れる本の条件と、絵本について深堀し高く売る方法を紹介します。絵本や本を処分するときの参考にしてみてください。

絵本を高く売るには？

自分が手放す時にはその絵本の価値にあった値段をつけたいものです。では絵本を高く売るにはどうしたらよいのでしょうか。順に見ていきましょう。

■本の値段の付き方

絵本を高く売る方法を説明する前に、一般的に売れない本はどのようなものなのか把握しておきましょう。結論、本を売る上で最も大切なのは「本の状態」です。カバーが破けていたり、修正のしようがないほどの折れ目が本にあったりすると値段が安くなってしまいます。また、専門書や参考書などの書き込みもあると値段が下がる原因になるようです。他にも背表紙の日焼け、シミやページのヨレ、強烈なタバコ臭なども値段の低下に起因します。

■売れる本の特徴

売れる本には以下のような特徴があります。では、売れる本について紹介していきましょう。

・人気の絵本
人気の絵本や有名な絵本は多少傷がついていても相場の値段で売れることがあります。店舗によって売れ行きが変わってくるためブックオフなどで売る場合はいくつかの店舗を比較してみるとよいでしょう。本の量が多い場合はそのようにはいかないため、フリマアプリの活用をおすすめします。

・販売からあまり時間が経っていない本
発売から時間が経っていない本も高く売れます。高く売れる理由としては、時間が経っていないので状態がいいこと、発売したばかりなので新規顧客が多いことがあげられます。一度買ったけど読み返すことはないなと思った本などは、できるだけ早く売りに出すと高く売ることができそうですね。

■保管方法に気を配る

絵本を今後高く売りたいと考えているなら、キレイに保管することが大切です。ここではカビをつけないことと紫外線対策の2点を紹介します。

・カビや汚れを取る
カビや汚れがついていると絵本の状態が悪いと判断され、高く売ることができません。そのため絵本を管理する本棚は風通しをよく保ち、結露しやすい場所には置かないように工夫しましょう。またカビ以外にもペットの毛や埃が溜まりやすい所には注意が必要です。

・紫外線対策
リサイクルショップなどで売られている本の中に、茶色く変色したものを見かけたことはないでしょうか？茶色くなるのは紫外線を浴びてしまったからです。そのような状態になってしまった本や絵本を高く売ることは難しいでしょう。そのため大切な本や高く売りたいと思っている本にはカバーをかけ、本棚の正面に窓がある場合は紫外線防止フィルムを付けると防ぐことができます。

■絵本を丁寧に扱う

何度もお話ししている通り、絵本を買い取りに出す場合は本の状態が大切になります。子どもやペットがボロボロにしてしまった本は高く売ることは困難なのです。

買い取れない絵本の特徴

最初の見出しで一般的に売れない本の特徴について紹介しました。それを踏まえて買い取られない絵本の特徴は、本の状態があまりよくないということです。絵本の場合でも本がボロボロの場合は値段が付きにくくなります。子どもがたくさん読んだ本などは、ご飯のシミや汚れ、ページの端が千切れているなど状態の悪いものが多いでしょう。

このような場合は自分で値段が付けられるようなフリマアプリで売ることを考え、店舗での買取の値段には期待しないほうがよいでしょう。幼少期から使い古した本などは水をこぼしてしまったり、ページがなくなったりしていないでしょうか？

サービスによっては減額もしくは0円の可能性が高いです。絵本も一般の本と同様値段は本の状態でつくものですから、状態には注意したいところ。年齢が上がってきたら丁寧に扱うように教えてあげるのも本を高く売る上で大事な要素かもしれません。また、シリーズものの本の間がぬけている、などは買い取ってもらえる可能性は高いですが減額対象になりやすいでしょう。

絵本を買い取ってもらう方法

状態が悪い本はリサイクルショップや古本屋では値段がつかないこともしばしば。この見出しで絵本の買取方法と本の状態によってどんな売却方法がよいか紹介していきます。

■古本屋・中古店

1つ目に紹介するのは古本屋です。古本屋であれば値段はどうであれ、どんな本でも買い取ってもらえます。本の量が多く仕分けなどをしたくないけど捨てるのはもったいないという方におすすめの売却方法です。

二つ目に紹介するのはブックオフやリサイクルショップなどの中古屋。このようなお店も古本屋同様カウンターに売りたい本を持っていくだけで、査定・買取を行えます。大手のブックオフなどはその店舗の売り上げによって値段を変えているようなので、高く売りたい場合はいくつかの店舗を回るのもよいかもしれません。

■フリマアプリ

フリマアプリも絵本を買い取ってもらうにはよい方法です。フリマアプリの利点は「自分で値段を設定できる」点にあります。本当にぼろぼろの物は厳しいかもしれませんが、多少の書き込みや折れ目などは許容して買ってくれる方もいます。現在フリマアプリは多様な世代の方が利用しているため、絵本などの需要も高くなっています。利用して見てはいかがでしょうか。

対してフリマアプリの欠点は「出品と発送に少し手間がかかること」です。まったく使ったことがない方は難しく思われる可能性があるためよく調べて使うようにしてください。また多くの本をまとめて売ることはできないため、大量の本を売りたい方にはフリマアプリは相性が悪いでしょう。いくつかの本がつながって物語になっているものはまとめて売ると効果的です。

■宅配買取

最後に紹介するのが宅配買取です。宅配買収は本を売りに行くのではなく、自宅で梱包し業者に送るサービスになります。このサービスは大量の本をまとめて売却したい場合や時間を節約したい方に適しています。一方宅配買取のデメリットは査定金額の詳細を聞けないことです。一度値段の付き方を知っておけばどのように保管すれば売れるのか、表紙は残しておいたほうがよいなど情報を得ることができます。

今後もたくさん本を売るという方は一度店舗買取を行い話を聞くのも必要です。宅配買取の梱包作業については、業者側が無料で段ボールを配布していることが多いため、そちらにキレイに梱包すれば問題ありません。値段が理想的ではない場合にキャンセルし返送する場合には送料がかかる業者もあるため、注意が必要です。また査定金額は通常の古本屋や中古屋と変わらないため、宅配だから値段が変わるとは思わないほうがよいでしょう。

今回は絵本を高く売る方法について紹介しました。本を売るとなれば最も重要なのは「本の状態」です。リサイクルショップや古本屋などで売却を考えている場合は日頃から本の扱いは気を付けましょう。また今の時代はSNSやインターネットが普及しているため、フリマアプリも効果的だとお伝えしました。

自分で値段を調整できるほか、買取金額がほかの売却方法と比べて高いため、そのお金でまた新たな本を購入できます。宅配買取なら手間がかからず買取してもらえます。自分に合った売却方法を見つけて絵本を上手く片付けられるとよいですね。