おもちゃの買取を業者に断られてしまった際の対処法について解説!
子どもや幼児向けのおもちゃの買取を業者に断られてしまったときに、どのように対処すればよいのか教えてほしい人に、今回の記事はおすすめです。業者はすべてのおもちゃを買い取ってくれるわけではありません。利益が出ないおもちゃを買い取るわけにはいかないので、渋々断られることがあるでしょう。その場合の対処法を紹介します。
おもちゃの主な査定ポイント
清潔感が重要なポイントです。とくに幼児向けのおもちゃは未使用品や未開封のものであれば安心できるという理由から、査定アップにつながる傾向になっています。
付属品やパーツがそろっている
対象年齢が小さい子どものおもちゃでは、付属品やパーツがそろっていないことがあります。買取を依頼する前に付属品やパーツがそろっているか確認しましょう。とくに、小さな部品が外れている場合やネジが外れていることなどはよくあります。
そして、自宅の中からおもちゃを持ち運びしていなくても、室内に付属品やパーツが見つからないことがあります。そのような場合は探す時間と労力がかかってしまうので、査定額が低下しても構わないので買取業者に査定を依頼するようにするか、付属品やパーツが見つかるまで捜索するか検討しましょう。
以上のことから、査定を依頼するときに慌てないように、普段から必要な部品がそろっているような状態を維持しておきましょう。
未開封のものや未使用のもの
おもちゃを購入したものの、袋から取り出さずにそのまま保管していただけの場合は、査定額のアップが期待できます。袋から取り出していないので、おもちゃには傷や汚れなどがありません。美品の扱いになります。また、購入した後に使用していないものであれば、衛生的に問題ないと判断されるので査定によい影響を与えるでしょう。とくに幼児のおもちゃは、衛生的であることが求められているので未使用品は貴重です。
生産が終了しているおもちゃ
現在はどこでも生産されていないおもちゃは貴重です。以前流行したおもちゃが再びブームになるのもこのような背景があるからだといわれています。そのおもちゃを持っているだけで希少価値が高まるので、そのおもちゃを求めて需要が増加し供給が追い付かなくなります。そのようなおもちゃを持っていて買取を依頼することがあれば、査定額に期待が持てるでしょう。また、数十年前に販売されていたおもちゃは、骨董品として価値が高まることが考えられます。
現在の子どもは、数十年前のおもちゃで遊ばないかもしれませんが、コレクターなどに人気があると査定額に反映されるでしょう。古いおもちゃという理由で自己判断して処分せずに、まずは専門家に査定を依頼しましょう。このときも、付属品やパーツがそろっていると価格アップの可能性があります。
査定を強化しているおもちゃ
買取専門店のホームページには、査定を強化しているおもちゃが一覧で表示されている場合があります。そのようなおもちゃは付属品やパーツがそろっていなくても買取してもらえる可能性があります。査定を強化しているおもちゃは需要が増加しているので、多少汚れや傷があっても業者は手に入れたいと思っています。買い取ってもらえないのではないかと不安に思わずに、まずは問い合わせてください。
また、相場を知りたいときは、キーワードを入力してインターネットで検索してみると簡単に判明します。
高価買取が狙いやすいおもちゃの特徴
数に限りがあるおもちゃは人気があります。そのようなおもちゃが手元にある人は査定を依頼しましょう。
限定品
プレミア感があるおもちゃは希少価値が高くなります。イベント限定で販売されていたものや、季節限定で販売されていたものは、供給数が少ないので需要よりもはるかに多くなっています。そのため、プレミア感があるおもちゃを取り扱っている業者としてアピールしたいとほとんどの業者は考えているので、限定品を持っているときは価格交渉に応じてくれる可能性が高まります。
アンティーク
アンティークと古いおもちゃの違いは素人では判断が難しいので、分からないときや困っているときは業者に相談しましょう。現在は廃盤になっているものであれば数十万円の価値が付くのも珍しくありません。これは、年を追うごとにアンティークの数が減少していくので、古くなればなるほど価値が高まるからだといわれています。
ただし、古いおもちゃのすべてに価値が付くわけではありません。あくまで市場の原理と同じく需要と供給のバランスになります。昨年まで価値があったおもちゃが今年に入ると価値が低下することもよくあるので、買取を依頼するタイミングを逃さないようにしましょう。
人気シリーズのフィギュア
人気を集めているフィギュアは価値が高くなります。人気のアニメや映画などのキャラクターであればその可能性が高いでしょう。ただし、アニメや映画は一過性の人気で終わってしまうものも珍しくないので、買取を依頼するタイミングは重要です。
おもちゃの買取を業者に断られてしまった際の対処法
おもちゃを買い取ってもらうために工夫してもどうしようもないことがあります。そのときはフリマアプリなどを活用しましょう。
動作を確認する
業者がすべてのおもちゃを買い取ってくれるわけではありません。業者は売れるおもちゃしか買取しないので、壊れているおもちゃにお金を出さないでしょう。そのため、動作確認を行って問題ないのを確認してから、再び査定を依頼しましょう。電池交換すれば動くおもちゃであれば簡単に動作確認できます。ロボットやぬいぐるみであれば、腕や足の部分がきちんと動くのも確認しておきます。
綺麗に掃除する
業者は、買取したおもちゃを商品として店頭やインターネットで販売することになります。そのため、少しでも見た目が綺麗であれば購入につながるでしょう。埃や汚れは自分で落とせるものであれば綺麗にしましょう。布や雑巾で外観を水拭きするだけでも埃や汚れは落とせます。見た目の印象が大切なので、ほんの数分の労力を惜しまずに査定を依頼してください。
ただし、おもちゃによっては水拭きが好ましくないものもあります。そのときは表示タグに従ってメンテナンスしましょう。また、ぬいぐるみなどは埃や汚れだけではなく、においも染みついていることがあります。その場合は査定にマイナスの影響を与えてしまうので、カバーを取り外して洗濯しましょう。
フリマアプリなどを活用する
組み立ててしまっているプラモデルは、買い取ってもらえないことがあります。しかし、今さらどうすることもできないので、そのようなおもちゃはフリマアプリなどを活用しましょう。組み立ててしまっている状態でも購入してくれる人はいます。
こちらのメリットは、自分で価格を決定できることだけではなく、購入を希望する人と直接メッセージのやり取りができることです。購入を希望する人のニーズを的確に把握できると、価格アップの交渉に応じてくれることもあります。
ただし、商品の梱包や発送などはすべて自分で行います。そのための資材の準備や集荷依頼などを行わなくてはいけないので、煩わしいと感じる人には向いていないことも考えられます。
まとめ
おもちゃの買取を断られても、おもちゃを求めている人が身近にいるかもしれません。消費者に直接アプローチできるフリマアプリを活用しておもちゃを販売してみましょう。こちらのメリットは、自分で価格を設定できることと、おもちゃの宣伝ができることです。フリマアプリでは購入を希望する人と直接メッセージのやり取りができるので、ニーズを直接知ることも可能です。商品の梱包や発送準備などが煩わしいと感じる人には向いていませんが、興味のある人は試してみましょう。