おもちゃを店に直接持ち込んで買い取ってもらうメリット・デメリット！

子どもが大きくなって遊ばなくなったおもちゃや趣味で集めたおもちゃの処分に困って、粗大ごみや引き取り業者を利用する人も多いのではないでしょうか。でも専門の買取業者にお願いすれば、高く買い取ってもらえるかもしれません。ここでは、おもちゃを店に持ち込んで買い取ってもらうメリットとデメリットについて解説していきます。

おもちゃは捨てずに専門店に買い取ってもらうのがおすすめ！

おもちゃを処分する方法はいくつかありますが、結論からいうと、専門店に買い取ってもらうのがおすすめです。専門店に依頼する一番のメリットは、専門知識をもったスタッフが査定するので適正な価格で買取してもらえるということです。プレミアのついたものや状態のよいものであれば、思わぬ高価格で買い取ってもらえる可能性もあります。

万が一値がつかなかった場合も、無料で引き取ってくれる業者が多いので安心です。まとめ売りや持ち込みをすることで、買取価格がアップするキャンペーンを行っている業者もあるので活用すればとてもお得です。専門店に買い取ってもらう以外の方法は以下のものがあります。

■廃棄する

通常のごみ回収に出す方法もありますが、自治体によって分別の仕方が異なるので、どのごみで捨てていいのかの判断が難しいこともあります。サイズの大きなものや、まとまった数のものは、粗大ごみや不用品引き取り業者に依頼することになりますが、いずれの場合も費用がかかります。

■寄付する

NPO支援団体に寄付する方法があります。状態がよくきれいなおもちゃであれば、引き取り可能としているところが多いようです。基本的には当然引き取りは無料ですが、送料は発払いが普通です。

また各団体によって引き取りの基準や事前連絡の有無など異なりますので、HPで確認が必要です。一部の児童館・保育園・幼稚園は寄付を受け付けている場合もありますが、寄付を受け付けていない施設も増えてきています。勝手な判断で送りつけるとかえって迷惑になってしまうため、寄付をしたい場合は必ず事前に確認しましょう。

■フリマアプリで出品する

フリマアプリでも買い手が見つかれば売ることができます。ただし、かなり状態のよいものでないと販売するのは難しいでしょう。低価格に抑えれば比較的買い手が付きやすいですが、売れないといつまで経っても処分できません。出品する際にはおもちゃの状態がよくわかるように写真を撮って、汚れや傷の有無などを詳細に記載する必要があります。買取希望者とのやりとり、梱包と発送も自分でしなければなりません。個人間の取引なのでクレームやトラブルなどのリスクがあります。

寄付をした場合でも送料以外の費用は掛かりません。しかし専門店に買取をお願した方が、いくらかでもお金が戻ってくるのでお得だといえますね。状態がよいおもちゃならば、思わぬ高価格で売れることもあります。直接お店に持ち込めば送料もかからないのでおすすめです。

おもちゃを店に直接持ち込んで買い取ってもらうメリット

おもちゃを店に直接持ち込んで買い取ってもらうメリットについて解説します。

■現金化が早い

専門店に買取をお願いする場合には大きく分けて宅配買取と店舗買取がありますが、一番の違いは店舗買取ならばその場で現金化できるという点です。宅配買取の場合は、おもちゃを発送してから査定されて現金化するまでに少し時間がかかります。店舗の場合はその場で査定、買取なのですぐに現金化できます。お店まで持っていく手間がありますが、すぐに現金化したい人にはおすすめです。

■疑問をその場で解消できる

店舗での買取のもう一つのメリットは、疑問点をきいたり交渉したりしたい場合にレスポンスが早いことです。店舗ならその場ですぐに返答をもらうことができます。宅配買取の場合は疑問点や納得いかないことがあっても、回答が来るまでにどうしても時間がかかってしまいます。返答を待っている時間がないので、多少納得しないまま売却してしまったなんて人もいるかもしれません。

■買取を断っても返送料が発生しない

買取価格に納得がいかなければ、その場で買取を断れるのも店舗持ち込みのメリットのひとつです。宅配買取の場合は、納得できなくて買取をとりやめた時に返送料などがかかる場合があります。持ち込みならばすぐに断ることができます。ひとつの店舗で一旦買取価格を出してもらって、別の店舗と比較するなんてこともしやすいです。

■持ち込み優待キャンペーンなどがある

持ち込みの場合は、出張にかかる人員やコストが削減できるので、その分買取金額アップなどのキャンペーンで還元にまわせます。買い取り額を高くしたいなら持ち込みがお得ということができます。

■査定するスタッフの顔がわかるので安心

宅配買取はスタッフの顔が見えず、どんな人が査定をしてくれるのかわからないので若干不安に思う人もいるかもしれません。店舗買取ならば直接顔を合わせられるので安心です。スタッフもお客さんと対面している方がより緊張感があり査定に身が入るのではないでしょうか。

おもちゃを店に直接持ち込んで買い取ってもらうデメリット

おもちゃを店に直接持ち込んで買い取ってもらう場合のデメリットはあるのでしょうか？

以下で解説します。

■持っていく手間がかかる

一番のデメリットは自分でおもちゃを店舗まで持っていかないといけないというところです。まとまった数のおもちゃや、大きなおもちゃを売るときには車や人手が必要になるかもしれません。面倒だと感じる人は宅配買取や、出張買取を検討するのもよいでしょう。

■査定完了までの待ち時間

店舗の場合、査定が終わるまでの待ち時間が発生します。宅配買取だと送ってしまえばあとは査定が出るまでほったらかしにできますが、店舗で査定した場合は査定が終わるまでの数充分間を待たなければなりません。持ち込んだおもちゃが大量だと、それだけ査定に時間がかかります。

店内で他の物を見て過ごしたり、お店によっては電話やホームページで査定終了をお知らせしくれるところもあるので、他の用事を済ませたりして待つという手があります。また大掃除で不用品が出やすい年末や、引っ越しシーズンの2月から4月あたりも査定に時間がかかりがちです。避けられるなら繁忙期を避けるのも手です。

■おもちゃの専門知識がない店舗だと安く買い取られることも

これは店舗持ち込みに限ったことではないですが、おもちゃの知識や査定ノウハウのない店舗で売却をしてしまうと相場よりもかなり低く買い取られてしまうことがあります。いくら近くにあるからといって、おもちゃの買い取り実績のまったくない店舗で査定してもらうのは避けるのが無難です。

ネットで業者を探す場合は、家の近くに限らず専門的知識を持った業者を探すことができます。近くによさそうな店舗がない場合や、配送料や返送料がかかってもよい人はネットで探す手もあります。

上記が、店舗に直接持ち込む場合のデメリットといえそうです。

逆に持ち込みの手段がある人、待ち時間が気にならない人は店舗に直接持ち込んだ方がお得に処分できます。

遊ばなくなってしまったとはいえ、お世話になったおもちゃを捨ててしまうのは忍びないものです。できれば他の誰かの手にわたってまた遊んでもらえるのが一番いいのではないでしょうか。寄付をするという選択肢もありますが、古くなったおもちゃを売って、そのお金でまた新しいおもちゃを買うというサイクルができれば、まったく無駄がなく理想的といえます。おもちゃの処分をお考えの際はお店に持ち込みをしてみてはいかがでしょうか。