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衛生面から買取できないおもちゃとは?

公開日:2020/08/15  最終更新日:2020/07/22

使わなくなったおもちゃは中古品を扱っているところに売ることで、収入に繋げつつものを有効に利用することができるようになります。しかし、どのようなものでも買取してもらえるというわけではありません。特に衛生面で問題があると断られることもあるのです。その理由や対策について考えながら、適切に処分できるようにしていきましょう。

ひどい汚れがあるものなどは売れにくい

おもちゃはお子さんが使うことが多いものです。そのため、扱っているときにひどく汚してしまうということも起こりやすくなります。そうすると、査定価格に響くことになったり、買取自体が不可能になるということもあり得るのです。買い取った後、中古のものを購入する方が気持ちよく使えるのかどうか、考えてみるとわかりやすいでしょう。

特に小さなお子さんが使うおもちゃは、ついつい口に運んでしまうということも多くなってくるものです。そういったときに汚れが付いているものをわざわざ購入することはありません。当然ニーズがなく、買い取っても売ることができなくなってしまうのです。見た目でわかるようなひどい汚れがあるものはそもそも買取が難しくなることが多いということは意識しておきましょう。

素材的に汚れが落としにくいものなどはそもそも汚れがあると買取ができなくなってしまいます。布製のものなどは形や素材によっては洗うことが難しいものも多くあるので、そういったものは汚れていたら諦めるしかないでしょう。

プラスチックなど拭きとって汚れが取れることが多いものについては、汚れを綺麗にふき取っておくことで綺麗にしやすいということもあります。こういったものについては自分でクリーニングしてみることで、買取ができるかどうかが変わってくることもあります。

ただし、やはり赤ちゃん用のものなど口に運ぶ可能性が高くなるようなものについては使用後のものは綺麗に見えたとしても衛生面を考えて買取ができなくなることも多いので注意が必要です。

もし持ち込む店舗がすでに決まっているような場合には、どういったものがあるのか前もって伝えて、買取ができるかどうかを確認しておくとよいでしょう。無駄なものを持ち歩いたり送付したりといった手間を省くことにもつながっていきます。

場合によっては汚くても問題がないことがあります。古くても価値があるようなコレクションアイテムや、綺麗な部品だけ取って使うようなことができる場合などです。それでも本来は綺麗な状態のほうが高く売ることができますから、使用中、あるいは保管するときなどには汚れが付かないように、また汚れたら落ちやすいうちにすぐにふき取るなどして綺麗な状態を保つなどということを考えていくとよいでしょう。

使用する場面によって変わってくることも

おもちゃと一口に言ってもさまざまなものがあります。特に手に触れずに飾っておくようなものについては、ひどい汚れなどがない状態であればそれほど衛生面を気にすることは少ないかもしれません。ある程度認識できる年齢の子供や大人が利用するようなおもちゃであれば、それ程シビアに衛生状態を気にすることはないものです。状態を知ってそれでも欲しいという方がいれば、売れていくことも多いでしょう。

しかし、小さなお子さんが遊ぶものというと問題は変わってきます。安全に利用できるかどうかということが大きなポイントとなってくるからです。どのような方が使用するかによってまず衛生的な面をどれだけ考慮する必要があるかということが変わってくることになるのです。

また、場所によっては衛生面がより気になってくることがあります。特にお子さんのおもちゃで多いお風呂で遊ぶおもちゃなどです。水を使って遊ぶということになりますから、カビなどが発生しやすくなります。

綺麗に扱っていて外見上は綺麗でも、外から見えない部分で汚れているという可能性もありますから、お店としても買取をためらいやすくなるのです。お風呂は特に衛生的に利用する必要があるところですから、購入する方にとっても気になるところでしょう。こうした場所で利用するものについては、未使用でなければ買取しないということも起こり得ます。

また、身に付けるものなども同様に衛生面が気になることが多いため、汚れがひどいものなどは買取ができないということも多くなります。お菓子作りをするためのおもちゃなどもありますが、そういったものは材料などが食品ということになり、衛生面が問題になりやすいです。未使用であっても場合によっては売ることができなくなるということもあるでしょう。

コスメなども最近人気のおもちゃとなっていますが、開封後のものは買い取られないことがほとんどです。粘土などについても、見た目としては問題なく汚れてはいなくても、使用したものについては買取がされないということが多くなります。

汚れがあるかどうかだけではなく、どのように使用されるのか、その場面で衛生についてどれだけ問われることになるのかを考えておくと、買取されるかどうかを考えやすくなるのではないでしょうか。

できるだけ綺麗にしてみる

どうしても買取ができないというものではないという場合、綺麗にすることで衛生的に問題なくなり買取が可能になることもあるでしょう。その場合には事前に綺麗にしておくという手もあります。

素材などによっては綺麗にしようとしたために逆にものを傷めてしまい、価値を損なってしまうということもあります。綺麗にできるかどうか自信がないという場合には無理におこなうのではなく、そのまま持ち込んだほうが良い場合もあります。

どうしても衛生的に気になるところ、ひどい汚れなどで簡単に落とせそうなものだけでも手をかけてみることで、買取可否や査定価格などに影響してくることがあります。

表面がプラスチックのものなど、比較的汚れが落ちやすいように見えるものについては、布などで拭いてみましょう。こびりついた汚れは布を濡らして絞ったもので軽くこすってみるとよいです。それだけでも多くの汚れが落ちることがあります。力を入れすぎると表面を傷つけてしまうこともあるので注意しましょう。

箱などを含めて紙などを汚した場合などはふき取りがしづらく、ふき取ったときに傷めたり破れたりしてしまいがちになりますから、無理におこなわないようにしましょう。汚れないように気を付けたり、収納しておく時にはカバーをするなど工夫しておくことが必要です。

 

おもちゃはお子さんが扱うことも多いものですから、一般的なものよりはより高いレベルで衛生面での配慮が求められることになります。ついつい口に入れてしまうということもあり得るからです。

その点を考慮に入れると、やはりあまりにも状態の悪いものなどはニーズがないため、買い取ってもらうこと自体が難しくなってしまうということがあるでしょう。もちろんものの特性上最初から買取ができないものなどもありますが、汚れているものなどは適した形でクリーニングしておくことで買取が可能になるという可能性もあります。

完全に利用できないものについては捨てるということを検討するとしても、比較的簡単に綺麗になりそうなものであれば少し手をかけて綺麗にしてみるといったことに挑戦してみて、これまで大切に扱ってきたものが次の場所で役割を果たせるようにしてみましょう。

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