おもちゃの買取業者では取り扱いジャンルがあるため売りたいものに合った業者を探そう
子供の頃に遊んで盛んに手に取る機会があったものの、成長してしまった今日になってしまっては押入れの奥に収納したままになっているおもちゃはないでしょうか。
幼児用玩具などは今でも十分使用に堪えるのに、お子さんの気に入らなくてそのままになっているものも多いでしょう。
いつかは処分するものなら一円でも多く換金できればお得です。
もくじ
おもちゃはレアなものから普通のアイテムまで、買値がつきます
おもちゃやゲーム類などの買取というと最近発売されたものが対象になっているイメージが強いことでしょう。
そのため、おうちに眠っているアイテムは値段もつかないので業者からも相手にされないと考えている方も少なくありません。
実はこれは大きな誤解で、おもちゃの類はそれぞれのジャンルに強い専門店に査定を依頼すれば人気のものはそれなりの値段がつくことは珍しくないのです。
新品でなくても多少はキズや汚れが合っても大丈夫です。
いわゆる戦隊ものや変身ものに関連する商品やプラモデルやミニカーなどはプレミアがつくことで高額で取引されるのもしばしばです。
大人の感覚では「こんなものが」と言う商品に思わぬ価格がつくことはめずらしくありません。
なぜならそれぞれのジャンルにはコレクターが存在しており、常に一定数の需要が存在しているからです。
古いもの=ガラクタという既成概念は捨てて、一度自分のお住まいや実家の倉庫などにお宝候補が眠っていないものか綿密に探してみることをお勧めします。
コレクター視線でみればレアなアイテムが眠っているかもしれません。
各店舗の販売スタイルに見る買取の特徴
おもちゃの買取に対応している店舗には幾つかの種類や販売スタイルがあります。
それぞれの店舗のスタイルや取り扱いジャンル等の特徴を踏まえて少しでも高額で買い取ってもらえるお店を敏感に探し出すのも、醍醐味といえます。
そこで各店舗の特徴を紹介します。
まずおもちゃ買い取り専門店ですが、売却希望の人から買い取ってそのまま店舗で売買するスタイルをとっています。
希少性や市場での需要などに精通している専門家が査定してくれるので客観的な判断を期待することができます。
それは逆に言えば「売りにくいアイテム」や値段がつかないものもよく知っているということも意味しているので値段がつかないと判断されれば買い取りを断ることも良くあるといえます。
また店舗の面積には限りがあるので、かさばるぬいぐるみなどは敬遠されることもあります。
リサイクルショップも買い取りに対応していますが、専門の目利きが在籍しているとは限らないのであまり高額査定を期待するのは難しい側面があります。
反面、幅広いジャンルの取り扱いに対応してくれるので不用品処分の一環として使い勝手がいいともいえます。
買取査定がつきやすいおもちゃとは?
ジャンルをとわずに買い取り査定が高額になるおもちゃの特徴としては、以下の三点を挙げることができます。
①限定版のアイテムで市場に出回る数量が限定されている
②すでに絶版になっており中古品市場から入手するほかない
③日本向けに販売されておらず、海外販売されたなど日本での販売実績がほとんどない
などの「希少性」を獲得したアイテムです。
これほどのレアではありませんが、うまくいけば定価程度の査定がつくものとしては、
①現在も放送中で人気も高いキャラクター関連の商品
②知育玩具に分類されるもの、などがあります。
これらの子供用品は使用される年代などが決まっているので一定時期だけ高い需要があるので比較的高額になる傾向があるのです。
知育玩具ではアイテムの性格上子供の口などにも触れやすいので、オーガニック素材などの安全性の確認されたものに高い需要があるので査定額も高額になる傾向があります。
中でも人気が高いのは、幼少期のお子さんに人気の高いキャラクターに関連するものです。
当然のことですが商品の状態が良好なほど査定額もあがることになります。
一見すると地味でも、潜在的需要は必ずあります
キャラクターものやプラモデルなどのように、ある程度需要が存在するようなアイテムは査定がつく点にさほど違和感を覚えることはありません。
しかしおもちゃには幅広いジャンルがふくまれているので、果たして業者サイドで取り扱い対象に含まれるのか、不安なものもあります。
昭和中頃に盛んに販売されたブリキ素材のものや、キャラクターものの消しゴムやシールなど枚挙に暇がないほどです。
実際に近くを見回しても需要がありそうに思えない商品も珍しくありませんが、視点をひろげて日本全国や世界のコレクターも想定に入れれば、その商品を欲しがっている人は見つかるものです。
例えば子供の頃に流行したカードゲームなども、あなたにとっては過去の思い出を喚起させるよすがにしかならないものでも、マニア達の間では今でも白熱した戦いが繰り広げられており、レアなカードについては大枚をはたいてまで購入しようとするマニアは一定数存在しています。
とは言っても畑違いの業者に持ち込んでも正しい査定がつくとはかぎらないので、取り扱いジャンルを確認して査定を依頼するのが賢明です。
買い取ってくれないおもちゃもあります
これまで幅広いジャンルのおもちゃに需要があると紹介してまいりましたが、他方でどうにも値段がつかないことがあるのも事実です。
どのような商品が敬遠されるのか、買い手の視点にたってその特徴を抑えておきましょう。
そもそも壊れていて動作しない・部品が足りなくて動かない・汚損が激しいなどの特性をもっていると査定は期待できません。
おもちゃとしての用をなさないのである意味当然とも言えます。
もっとも、レアなアイテムで修理の見込みがつく場合には、手間賃をさしひいた金額がつく場合もあります。
それでは「作る作業」を目的にしているプラモデルなどの組み立て済みの場合はどうでしょうか。
これらもすでにその用を終了しているのでほとんど値段はつきません。
ただし希少性が高い場合には査定が成立する場合もあるようです。
この手の組み立て済みのものは、そのままでは敬遠されることもおおいので、自分から何かアピールすることもポイントになります。
また海賊版やコピー品なども査定の対象にはなりません。
そのような商品を販売することそのものが違法行為と評価される危険性をもっているからです。
少しでも高額査定がつくようにするための対策
おなじ希少性を持つアイテムでも査定額には差が出ることは珍しくありません。
それは高額査定がつくための努力や注意が払われているか否か、の部分の影響も大きく請けるところです。
最後に高額査定がつくための対策を紹介します。
まず説明書や箱などが残っていないのかを確認して下さい。
これはおもちゃにかぎらず中古品を買い取ってもらうときの鉄則ですが、付属品がついているのとついていないとでは査定額に差が出るのは確かと言えます。
ベストは未使用品の新品ですが、使用済みのものでも付属品や箱がつくことで「完品」としての評価を得ることが期待できるわけです。
おもちゃの需要はジャンルをとわず波があります。
十年前は見向きもされなかったおもちゃも、現在では高額で取引されている、といった事態はざらにあります。
一度人気が衰えたものでも、シリーズの再開などをきっかけに再ブームが到来すると思わぬ高額査定がつくこともある訳です。
そのため売るためのタイミングをはかるのもポイントになります。
年間を通じてみればボーナス前がねらい目です。
潤沢な現金が手元にあるので普段手の出ないものも買い手を期待できるからです。