オリジナルアニメ・蒼穹のファフナー！どんなグッズが買取可能？

絵柄からは想像できないような厳しい展開が繰り広げられる「蒼穹のファフナー」は、放送開始から17年にわたってアニメ・映画・OVAで制作が続けられ、2021年に完結を迎えたアニメです。本記事では、蒼穹のファフナーのグッズ買取について、人気キャラクターの紹介も交えながら紹介します。

蒼穹のファフナーとは

蒼穹のファフナーは、XEBEC原作のテレビアニメ作品で、1作目は2004年に放送されました。未知の生命体フェストゥムに侵略されて人類存亡の危機に瀕するなか、人型兵器ファフナーのパイロットとなった少年少女が竜宮島（たつみやじま）をおもな舞台にして、人類の生き残りを賭けて戦いを繰り広げるという内容です。

RIGHT OF LEFT、HEAVEN AND EARTH、EXODUSを経て、5作目のTHE BEYONDにて物語が完結しました。スピンオフ作品としてBEHIND THE LINEも制作されています。蒼穹のファフナーは人類がすでに追い詰められた状況から物語が開始しており、登場キャラクターが容赦なく死亡することもあって鬱アニメとしても有名です。

蒼穹のファフナーの人気キャラクターたち

蒼穹のファフナーには魅力的なキャラクターが多数います。その中でもとくに人気の高いキャラクターについて、男性・女性に分けて簡単に紹介します。

真壁一騎（まかべかずき）

男性キャラクターの1人目は、主人公の真壁一騎です。蒼穹のファフナーにおける最強パイロットとしても名前が一番に挙がるキャラクターであり、常人離れした身体能力・戦闘能力を持った竜宮島のエースパイロットです。

当初は無気力で自己否定的な性格でしたが、何度も死の淵に立たされながらも戦い続け、皆を守るために自己犠牲をいとわず最終話まで駆け抜けました。幼馴染であり同じパイロットである皆城総士には、過去のいきさつから当初は複雑な感情を抱いていましたが、ともに戦う中で強い信頼関係を築きました。料理が得意という一面もあり、喫茶店・楽園で出す「一騎カレー」は常連ができるほどです。

皆城総士（みなしろそうし）

男性キャラクターの2人目は、皆城総士です。蒼穹のファフナーのもう一人の主人公ともいえるキャラクターです。責任感が強く大人びており、寡黙で愛想のない性格です。本作に登場するキャラクターの中でも一番といえるほど激動の人生を送っています。

フェストゥムとの戦いの中で一度消滅して復活し、その後に結晶化して砕け散ったあと、転生して再びパイロットになると、フェストゥムとの戦いを終結に導く中心人物になっていきます。転生後は性格が変わるなどして転生前の総士とは別人になっていますが、物語を通して一騎との関係性は非常に強く、さまざまな面で一騎が行動するきっかけを与えました。

春日井甲洋（かすがいこうよう）

男性キャラクターの3人目は春日井甲洋です。喫茶店・楽園を経営する両親のもとで育った優しい少年ですが、両親とは血縁関係がなく、複雑な家庭環境で愛情を受けずに育ちました。甲洋は戦いの中でフェストゥムに同化され、一時期は戦闘不能の状態になりましたが、ヒト型のフェストゥムとなって戦線に復帰します。復帰後は発動するだけでフェストゥムに死を与える特殊な力も発現し、パイロットとしての能力も高いキャラクターです。同じくヒト型のフェストゥムである来主操とよいコンビになり、二人で一騎を助け出す活躍もしました。

遠見真矢（とおみまや）

女性キャラクターの1人目は、遠見真矢です。本作のヒロインですが、一騎と総士を離れたところから見守るような立ち位置にあり、主人公の一騎とは付かず離れずの関係性から大きく進展することはありませんでした。転生後の総士にとっては保護者でもあり、シリーズを通して2人を見守ったキャラクターです。

活発な性格で当初はオペレータを担当していましたが、のちに高いパイロット適性を持つことが発覚し、狙撃を得意とするパイロットとして参戦します。真矢は同化、死亡、消滅といったことに遭わず、本記事で紹介するキャラクターの中では唯一人間のままで最終話を迎えたキャラクターです。

皆城乙姫（みなしろつばき）

女性キャラクターの2人目は、皆城乙姫です。先に紹介した皆城総士の妹ですが、胎児のときに母親が半同化状態となった影響から、竜宮島の人工子宮から外に出て生き続けられない体になっています。自分の運命を理解していることもあり、見た目と違い大人びた性格をしています。人工子宮から出て人間として生きられる時間は3か月だけであり、その短い期間を友達の立上芹や西尾里奈らとともに過ごし、最期は二人に見送られながら竜宮島と同化して消えていきました。

カノン・メンフィス

女性キャラクターの3人目は、カノン・メンフィスです。最初に登場した際は新国連のパイロットでしたが、のちに竜宮島に投降し、一騎たちとともに戦うことになります。幼少時に家族や友人をフェストゥムによって殺されたことで極端に自己否定的な性格に変わっていましたが、竜宮島での生活を通して感情も豊かになりました。一騎に好意を寄せているものの、真矢も一騎が好きなことに気付き、一歩退いて二人を応援しています。物語の最終版では、人類が生き残るうえで非常に重要なある能力に目覚めます。

ヘッドフォンやタペストリーなどのグッズが買取可能

蒼穹のファフナーはDVDやキーホルダー以外にもさまざまなグッズを販売しており、ヘッドフォンやタペストリー、カレンダー、バッグなども存在しています。上記のような一般的な販促用の商品以外に、作中の生活を感じさせるような商品もあります。どのグッズも買取可能です。

高価買取が期待できるのはプラモデルやDVDBOX

蒼穹のファフナーのグッズで高価買取が期待できるのは、プラモデルとDVDBOX（またはBlu-rayBOX）です。いずれも3,000円ほどから高いものでは数万円での買取も期待できます。高価買取が期待できるグッズについて簡単に紹介します。

蒼穹のファフナー シリーズ 究極BOX 初回生産限定版

「蒼穹のファフナー シリーズ 究極BOX 初回生産限定版」は、テレビ版の第1期からEXODUSまでの内容をセットにしたDVDBOXの初回生産限定版です。本編のほか特製ブックレットや映像特典集が付属しています。買取価格は5万円前後です。定価が11万円（税込）であり、もともとの販売価格自体が高かったこともあり、高額査定になっています。

蒼穹のファフナー EXODUS Blu-ray BOX 初回限定版

「蒼穹のファフナー EXODUS Blu-ray BOX 初回限定版」は、EXODUSの全話を収録したBlu-rayBOXです。特製ブックレットや特典ディスクが付属しています。買取価格は1万5,000円前後です。こちらのDVDBOXも定価が4万1,800円（税込）と高額でした。そのほかのDVDBOX・Blu-rayBOXについても、初回限定版が高額で取引されています。

＜SIDE FFN＞ファフナー・マークニヒト（劇場版）

ファフナー・マークニヒトは、HEAVEN AND EARTHにてフェストゥムとの最終決戦に向けて開発された最新型モデルのファフナーの1機です。本商品はROBOT魂から発売されたプラモデルで、2万円ほどで取引されています。すでに販売が終了していることもあり、定価の9,900円（税込）よりも高値での買取が期待できます。

<SIDE FFN> ファフナー・マークノイン＆マークツェン

ファフナー・マークノインとファフナー・マークツェンは、HEAVEN AND EARTHから登場した中距離支援型のファフナーで、本商品は2機セットになっています。ROBOT魂から発売されたプラモデルで、買取価格は6,000円～9,000円ほどです。この商品も販売が終了しています。

まとめ

蒼穹のファフナーのグッズ買取についての紹介でした。本編完結後の2年後である2023年に新しいプラモデルであるファフナー・マークアレスが販売されるなど、蒼穹のファフナーはいまだに人気の高い作品です。初回限定版などの数量限定グッズや出荷数量の少ないプラモデルなどは、需要が高ければ買取価格がとくに高値になりやすいので、人気の高いうちに買取業者に査定をしてもらってみてはいかがでしょうか。