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ブリキのおもちゃの高価買取が狙いやすい理由とは?

公開日:2023/03/15  


ブリキのおもちゃは買取に出せば高値がつくといわれていますが、ブリキという素材になじみがなくおもちゃとしての価値もよくわからない人なら、どこにそんな価値があるのかと首をかしげるかもしれません。ブリキのおもちゃがなぜ高価買取を狙いやすい品物なのか、くわしく解説していきましょう。

ブリキのおもちゃとは?

ブリキのおもちゃは小さいころ遊んでいたという年配の人だけでなく、ブリキのおもちゃを知らない世代でも懐かしさを感じ集めている人もいます。

そもそもブリキとはなに?

ブリキのおもちゃの「ブリキ」とは、おもちゃに使われている素材の名前です。ブリキは鉄で作られた薄い板に錫(すず)という金属でメッキしたものですが、錫でメッキすることにより耐食性がアップし鉄が酸化するのを防いでくれるのです。また、錫は毒性が低く人体にも安心であることから、子どもが遊ぶおもちゃに使用しても安全で、おもちゃのほかに食器や缶詰容器などにも用いられています。

ブリキのおもちゃは劣化も魅力

錫でメッキすることで耐久性が上がるというブリキのおもちゃですが、実はブリキのおもちゃは劣化することでも価値が上がり、買取価格も高くなるという特徴があります。

さびにくくするための加工が施されたブリキでも、経年劣化を避けることはできずいずれはさびや色あせも起こってくるものです。普通ならそのような経年劣化は買取価格にマイナスになることが多いのですが、ブリキのおもちゃの場合は逆にそれが魅力ということで需要があります。

ただし、経年劣化で価値がアップするのは昭和の時代に製造されたブリキのおもちゃで、製造して数年しか経過していないさびたおもちゃに価値があるわけではありません。

どんな種類があるの?

高価買取されるブリキのおもちゃは、1950年代~1980年代に製造されたものです。鉄腕アトムやゴジラなど漫画やアニメ、映画のキャラクターのほか、自動車や電車、ロボットなどがあります。キャラクターをかたどった人形のようなおもちゃだけでなく、中にはゼンマイや乾電池で動かせるおもちゃもたくさんあります。

ブリキのおもちゃは日本国内だけでなく海外でも人気があるのですが、とくに需要があるのが飾っておくだけではない、動かすことができ遊べるもので、昭和のレトロな自動車やロボット、キャラクターものです。需要があるということで、そのようなブリキのおもちゃは高価買取が期待できるでしょう。

ブリキのおもちゃの買取相場

ブリキのおもちゃが実際にいくらくらいの価格で取引されているか、買取相場について見ていきましょう。

平均の買取相場は?

ブリキのおもちゃを買取に出したときの買取相場、さまざまな種類があるはずですが平均では1~3万円程度になります。ただ、まったく同じおもちゃでも状態によって価格に差が出るうえ、非常に希少なものなら100万円、200万円を超えてしまうこともあります。

自動車のおもちゃの買取相場

自動車のおもちゃは、昭和の日本車ではクラウンデラックス(バンダイ製)が3万円程度、トヨペットクラウン(バンダイ製)が1万7,000円程度です。外車ではメルセデスベンツ(野村トーイ)が1万7,000円程度、キャデラック(マルサン製)で2万円程度が相場になります。

そのほか乗り物のおもちゃの買取相場

ボーイング747ジャンボジェット(万盛玩具製)が5,000円程度、消防車(野村トーイ製)も5,000円程度、ピジョンスクーターCK(越部商店製)は3万5,000円程度になります。キャラクターものになりますが、バイクに乗る月光仮面・月光仮面月光号(米澤玩具製)は、25万円という高値になっています。

ロボット・キャラクターもの

ロボットでは一例としてあげるとプラネットロボット(吉屋製)が1万円程度、ロビーロボット(野村トーイ製)なら2万円程度です。リモコンゴジラ(マルサン製)が7万5,000円程度、仮面ライダー2号(ブルマァク製)は電動歩行するもので15万円、オバQ号(マスダヤ製)25万円とキャラクターものはかなり高値がつくものが多いです。

ブリキのおもちゃの高価買取が狙いやすい理由

上記で紹介したように、買取相場は購入時よりもはるかに高い金額になり、もし自宅の倉庫などに忘れられた古いブリキのおもちゃがあるのなら、思わぬ収入が見込めるかもしれません。それにしてもなぜブリキのおもちゃはこんなにも高いのか、高価買取が狙いやすい理由について説明します。

日本の漫画やアニメキャラクターが人気だから

日本の漫画・アニメのキャラクターのおもちゃは国内外で非常に人気があり、これは素材がブリキの限ったことではありません。昭和の時代の代表的なアニメである、鉄腕アトムや鉄人28号、オバケのQ太郎などのおもちゃは、ファンも多いため高値で取引されています。

クオリティが高いのも魅力

日本の職人がひとつひとつ丁寧につくりあげるブリキのおもちゃは、クオリティが高いことでも知られています。1950年代~1960年代に製造されたブリキのおもちゃは、そのクオリティの高さから価値があると認められ、買取価格も高いです。ゼンマイや電動で歩行するもの、煙や火花が出るもの、ランプの点灯などの動作があるものなど、日本製のブリキのおもちゃはレベルが高く海外でも高く評価されています。

古いものは希少価値が高い

日本製のブリキのおもちゃを販売していたメーカーはいろいろありますが、どのメーカーのものでも古ければ希少価値が高くなっています。生産数が今出回っているおもちゃに比べ少なかったことがあり、さらに1950年代~1960年代という60~70年以上前に製造されたおもちゃということで、現存するものは多くないからです。

もし、販売されていた当時の状態を保っている新品に近いブリキのおもちゃがあれば、一般的なブリキのおもちゃの買取価格よりも高く売れるのは間違いありません。それがより貴重な商品なら、期待をはるかに超える金額になる可能性もあるでしょう。

ブリキのおもちゃの査定ポイント

ブリキのおもちゃの、買取価格を決定する査定ポイントについて説明しましょう。

外箱や付属品があるかどうか?

付属品のあるおもちゃなら、それらがすべて揃っていて商品として完全かどうかは重要なポイントです。たとえば、ゼンマイで動くおもちゃならゼンマイ、細かい装飾部品やキャラクターものならマントなどがありますが、外箱もあるかないかでは価格が違ってくるので必ず一緒にして査定してもらいましょう。

見た目はどうか?

経年劣化を楽しめるブリキのおもちゃですが、味わいがある劣化ではなく見た目がマイナスになるような、さびが出ている・まだらに変色しているなど、状態が悪いものは価格も安くなります。また、パーツが折れていたり接合部分に不具合があったりする場合も、査定価格を下げてしまうでしょう。

動作に問題はないか?

ブリキのおもちゃが購入時の状態に近ければ近いほど、査定価格は高くなります。ですからゼンマイや電池で動くおもちゃなら、ちゃんと正しく動作するかどうかもチェックするものです。動いたとしても異音がする、点灯・点滅するはずのランプがつかないなどの場合も査定価格を下げてしまうでしょう。

メーカーの刻印はあるか?

ブリキのおもちゃは「本物」でなければ買取価格も安くなってしまいます。本物とは、製造したメーカーの刻印があるおもちゃで、その刻印は足のウラや背面、腰などにあります。メーカーの刻印があれば本物である証拠になるため高価買取が期待できますが、刻印がなくてもブリキのおもちゃに精通している鑑定士により、本物だと確認されれば同じように高価買取につながるでしょう。

まとめ

最近のおもちゃを買取に出しても、購入したときよりもかなり安い査定価格になりがっかりしてしまう人も多いでしょう。昔懐かしいブリキのおもちゃの場合なら、古すぎて期待もできないと思うかもしれませんが、高価買取で想像以上の価格になる可能性があります。ブリキのおもちゃで高価買取を狙うなら、ちゃんと価値を見極めることができる目利きのプロがいる買取店を選ぶのが大切です。ブリキのおもちゃにくわしい信頼できる買取店を選び、査定に出す際は査定価格アップのためにきれいにしてから出すようにしてください。

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