DVDはケースなしでも買取可能？どれだけ減額されるか

コンパクトに保管するためや破損のために、DVDケースを処分するのはよくあることでしょう。しかしいざケースなしのDVDを売却しようとしても買取不可になってしまい、行き場のないDVDに頭を抱える方は多くいらっしゃいます。この記事ではケースがないDVDでも買取ってもらえるのか、そもそもなぜ買取が難しいのかを解説します。
<h3>DVDはケースなしでも買取可能？</h3>
結論からいうと、<span style=”color: #0000ff;”><strong>ケースがないDVDを買取している店は少ない</strong></span>でしょう。ケースなしのDVDは盗品との見分けをする手間がかかり、顧客からの需要も少ないので買取にいたらないのです。実際に大手買取店HPの買取条件を見るとケースがない商品は不可と表記されている場合が多く、買取のハードルの高さが伺えます。

しかし、絶対に無理というわけではなく、条件や買取店によっては買取してもらえる可能性があります。どのような場合に買取してもらえる可能性があるのか、以下で見ていきましょう。
<h4>ケースに傷や割れがある</h4>
ケースそのものは残っているものの、傷や割れがあって査定の対象にならないと迷っていらっしゃいませんか。ぜひケースをそのまま保管しておき、買取店に持ち込んでください。傷や割れの程度にもよりますが、ケースそのものがない場合に比べて買取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。ケースが交換可能な形状のものであれば買取の可能性がさらに高くなります。

ブラックのシングルケースなどポピュラーな形状のものが交換可能だと考えてよいでしょう。傷や割れがあろうと、<span style=”color: #0000ff;”><strong>ケースがあるかないかでは大違い</strong></span>なのです。初回限定盤など特殊なケースで交換ができないものは買取が難しいでしょう。
<h4>ケース以外のアイテムがすべて揃っている</h4>
ケースがないDVDであっても、<span style=”color: #0000ff;”><strong>ディスク、ジャケット、説明書などケース以外のすべてのアイテムが揃っていれば買取してもらえる可能性</strong></span>があります。ケース以外のアイテムが揃っていない場合は買取店がほぼ見つからないので、潔く処分するのがおすすめです。

ケースを処分する理由のひとつが、収納の際にかさばるから。ケースから外して収納するとスペースを大幅に削減できるメリットがありますが、むき出しにして保管するとディスクに傷がついて買取が難しくなります。コンパクトかつディスクに傷がつきにくいケースも多く販売されているので、購入時のケースを処分してしまった方は利用するとよいでしょう。
<h3>ケースなしのDVDはどれだけ減額されるか</h3>
ケースがないDVDであっても、条件によっては買取の可能性があるのがわかりました。そこで気になるのが、ケースがないとどれだけ減額されるかではないでしょうか。ケースがある場合の例も含めて紹介します。
<h4>ケースがある場合の買取例</h4>
ケースがある場合の買取価格はどのくらいでしょうか。買取価格は<span style=”color: #0000ff;”><strong>新作か旧作か、作品自体にどのくらいの需要があるか、商品の状態によって</strong></span>変わってきます。そのためはっきりとした目安はありませんが、大手買取店の買取価格の一例を紹介します。販売して1か月弱の某アニメDVDの新品の価格は4,180円（税込）、買取価格は1,040円（税込）でした。

また、販売して1年の某ドラマDVD-BOXの新品の価格は16,720円（税込）、買取価格は8,190円 （税込）です。この例の限りでは、買取価格は新品の価格の25～45％程になります。買取価格を公式サイトで公開している買取店も多いので、手持ちのDVDの買取価格の相場を調べてみましょう。
<h4>大幅に減額になる可能性が高い</h4>
買取条件を表記している買取店であっても、ケースなしのDVDが具体的にどれだけ減額になるかはほとんど書かれていません。商品の元々の販売価格や、ケース以外のアイテムの状態によっても変わってくるからです。買取価格を知りたい場合は買取店に直接持ち込んで状態を見てもらうのが確実ですが、難しい場合は電話やメールフォームを利用してもよいでしょう。買取ができるか、どの程度の減額になるかが事前にわかると二度手間にならずに済みます。

先述のとおりケースそのものがないDVDを買取ってくれる買取店は少なく、売れるとしても<span style=”color: #0000ff;”><strong>大幅に減額・価格がつかないのを覚悟する必要がある</strong></span>でしょう。しかし、傷や割れがあるケースが残っている場合は話が別です。傷や割れの程度が軽い場合は少しの減額で済み、程度が重い場合はケースそのものがない状態と同じくらいの減額になるのが一般的です。
<h4>ケース代相当の減額で済む場合もある</h4>
ケースそのものがなくても、ジャケットが残っている場合はケース代相当の減額で済む場合があります。ディスクとジャケットが揃っているかつ、ディスクとジャケットのタイトルがセットの状態であれば通常の査定価格からケース代相当を差し引いた金額で買取するとしている買取店も存在します。ディスクとジャケットを別々に保管している方は、査定に出す前にあらかじめタイトルを合わせておきましょう。
<h3>買取がNGとなる理由</h3>
ケースなしのDVDは買取してくれる買取店が少ないと述べてきましたが、そもそもなぜ買取が難しいのでしょうか。ケースがある場合も含めて買取がNGとなる理由を解説していきます。
<h4>ケースがある場合の買取NGの理由</h4>
ケースがある場合の買取NGの理由は以下のとおりです。ケースがない場合にも適用される条件なのでチェックしましょう。

<strong>・同一タイトルの複数買取</strong>
<strong>・ サンプル品、レンタル品、非売品</strong>
<strong>・海賊版</strong>
<strong>・法律で禁止されている商品</strong>
<strong>・アダルト商品</strong>
<h4>盗品だと疑われるから</h4>
業務の性質上、<span style=”color: #0000ff;”><strong>盗品が混入する可能性がある買取店にとって見分けをするのは必須</strong></span>です。ケースなしのDVDを大量に買取店に持ち込むと、レンタルショップや販売店からの盗品と疑われてしまう場合があるのです。盗品の買取は当然ですが法律上問題があります。過去には大手の買取店で家宅捜査になった事例や一部営業停止になった事例があるので買取店も慎重に対応しているのでしょう。
<h4>販売するのが難しいため</h4>
<span style=”color: #0000ff;”><strong>ケースなしのDVDは顧客からの需要は少ない</strong></span>といえます。実際に中古販売店の店頭に並んだDVDを見ると、ケースなしで販売されている場面を見た方はほとんどいないのではないでしょうか。顧客からの需要がないものを買取したい販売店は少なく、持ち込んでも返却されてしまう場合が多いのです。上記で述べたように、ケースなしのDVDは盗品を買取してしまう可能性があるうえに、販売するのが難しいので買取店としては積極的に買取したいものではないでしょう。
<h4>ディスクとジャケットの照合に手間がかかる</h4>
先述のとおりディスクとジャケットのタイトルが揃っていれば、ケースがなくても買取してくれる買取店は存在します。しかし、別々に保管されていると買取してもらえないでしょう。ディスクとジャケットのタイトルが揃っている必要があるのは、枚数が多くなるほど揃っているか照合するのに時間と手間を費やし、査定以上のコストがかかってしまうからです。
<h3>まとめ</h3>
近年はDVDをコンパクトに収納するためのグッズが豊富に販売されており、ケースを処分する収納アイデアが流行しています。すっきり収納できるメリットがある一方、DVDを買取店に持ち込んで買取不可になり、頭を抱える方が多いのも事実です。ケースがないDVDは盗品と見分ける手間がかかり、顧客からの需要も少ないので買取が難しいと紹介しました。傷や割れがあるケースが残っている場合や、ケース以外のアイテムが揃っている場合は減額にはなりますが買取してもらえるチャンスが残っています。条件によってはケース代相当の減額で買取可の買取店も存在するので問い合わせる価値は大いにあるでしょう。しかしまだ見られるDVDを捨てるのは惜しいもの。この記事を参考にケースなしDVDを買取ってもらう方法を見つけてください。