破損していなくてもNG?買取が断られるおもちゃの特徴について解説!
おもちゃを処分する時は、専門業者に買い取ってもらうのがお得です。しかし、せっかく持っていったのに査定すらしてもらえなかったら、がっかりしてしまいますよね。ここでは査定対象外になりがちなおもちゃをご紹介します。業者に依頼する前にチェックして無駄なく売却しましょう。
買取が難しいおもちゃの特徴
多くの買取業者で残念ながら査定対象外とされているものが案外多く存在します。以下で、その特徴について解説していきます。
■ぬいぐるみ
査定対象外としている買取業者が多いです。テディベアでもシュタイフやメリーソートなどのブランド製品、ダッフィーやシェリーメイなどディズニーランド・ディズニーシーで購入したもの、ポケモンセンターのぬいぐるみなど、買取可能なものはかなり限定的です。ゲームセンターのプライズ品やライセンス商品の多くは対象外となっています。
ただし、ぬいぐるみを専門に買取を行っている業者の場合、上記以外も査定対象としている店舗もあります。ぬいぐるみを売りたいならば、ぬいぐるみ専門店に持っていくのがよいでしょう。
■ベビートイ
赤ちゃんは成長が早く、遊ぶ期間が短いので買取を希望する人が多い製品です。しかし、衛生面の心配から中古より新品を購入することが多い商品でもあります。上記の理由から特に小型のおもちゃは買い取りを行っていない業者もあります。ただし、一部のブランド木製玩具などは人気があり、高価買取される場合もあります。
■滑り台・トランポリン・ジャングルジムなどの遊具
これらのものは人気の商品でもあるのですが、安全性が担保されていない場合、買取不可となります。店舗によっては、それ自体対象外の場合もあります。製造されてからの年数や材質によっては買い取り不可となります。(8年以上経過した滑り台やパイプが紙製のジムなど)買取不可の場合、引取りもしてくれない店舗もあるので、遊具を専門で取り扱っている業者に依頼するのが良いでしょう。
■完成品プラモデル
組み立ててしまったプラモデルも買い取り対象外、もしくは買い取り価格をかなり低く設定している業者が多いです。そもそも組み立てて遊ぶものなので、組み立て前がもっとも価値があります。パーツがないものなども対象から外れてしまいます。ただし、製品自体に希少価値があるものに関しては、組み立て済み完成品でも買い取りしてもらえる場合があります。
■モデルガン・エアガン
モデルガンとエアガンはともに銃器を模した玩具ですが別のものです。簡単に言うと弾丸を発射させることができないものがモデルガン、定められた威力でプラスチックの弾を発射させることができるものがエアガンです。モデルガンは箱や本体にSMG・SPGの表記がないものは買い取り不可となっています。エアガンは弾速が0.989ジュールを超えているもの。またはそれに限りなく近いものは買い取り対象外です。
現在市販されているものであればこの範囲内ですが、海外製品などは対象外になる場合もあります。店舗に確認しましょう。
■開封済み・完成済みのパズル
パズルに関しては基本的に未開封の未使用品しか買取対象になりません。開封されたものはピースがなくなっている可能性があるからです。いちいちすべてのピースをチェックする訳にもいかないので、開封品は無条件で買取を断られるケースが多いです。またパズルは組み立てて遊ぶことが目的の人がほとんどなので、よほど希少価値がない限りは完成品も対象外となります。
■改造が施されたもの
フィギアやミニカーなどに改造を施したものは査定対象外になってしまいます。基本的には人が手を加えたものは販売しにくいので買取しない業者が多いです。ただ、フィギアの専門店などは芸術性の高いフィギアに値が付く場合もあります。
■海賊版・コピー品・盗品
海賊版やコピー品、当然ですが盗品の買取は不可です。知らないうちにコピー品を掴まされて査定で気付くということも。
買取査定対象内ではあるが買取が難しいおもちゃの特徴
前項で査定の対象外となってしまうおもちゃを紹介しましたが、以下では査定対象内なのに買取が難しいおもちゃの特徴について解説していきます。
■パーツが欠品している
破損していなくてもパーツが欠品している場合、買い取り不可になるケースがあります。特にボードゲームの駒や、組み立て式おもちゃの一部など、それがないことで遊べなくなってしまうような致命的な欠品は対象外になってしまいます。
■使用感が著しい
明らかに見た目がぼろぼろだったり、素材が変質していたりするものは買い手が付かないので、買取してもらえません。特に幼児用おもちゃはこどもが口に入れてしゃぶったり乱暴に扱ったりし劣化しやすいので、美品でないと買い取ってもらないことが多いです。
■カビやほこりがひどい
簡単にクリーニングして落ちるような汚れであれば買取してもらいますが、汚れやカビが生えてしまっているものなどは買取不可となります。やはり、完全な状態でないものや状態の悪いものが買い取り対象外となってしまいます。持っていく際に付属物がそろっているか確認しましょう。簡単に落ちる汚れでも店側のクリーニングのコストを差し引いて査定するので、できるだけきれいにしてから持っていった方が査定額は上がります。
お店次第では買取が断られるおもちゃの特徴
一部のお店では取り扱いをしていないものもあります。お店のホームページなどで確認しましょう。
■アダルトフィギア
アダルトフィギアや一部の美少女フィギアはお店によっては取扱外になります。どちらかと言えばマニア向けの商品なので、販路が限られてしまうというのが理由です。ファミリー層が多いお店の場合、方向性に合わないので扱わない場合もあります。逆にフィギア専門店に持っていけば高価買取してもらえるものもあるので、問い合わせてみましょう。
■レトロ玩具
持っていくところに持っていけば値が付きそうな古いおもちゃも、扱わない店舗はあります。特に昭和期のおもちゃは愛好家が多数いて人気が高いのですが、やはりマニア向けの商品になるので通常の店舗では陳列スペースを確保できないという理由が多いです。下手に専門知識がないお店に持っていくと二束三文で買いたたかれてしまうので、専門店で査定してもらうことをおすすめします。
■食玩・カプセルトイなど
食玩やカプセルトイなどの細かなものも対象外になるお店があります。カプセルトイとはいわゆるガチャガチャとかガシャポンと呼ばれるものです。ペプシのおまけなど大量に持ち込みされることも多いですが、査定に時間がかかるのとそもそも査定できるスタッフが少ないというのが理由です。美品や未開封品はコレクター向けの店舗ではそれなりの価格で買い取ってもらえることもあります。
ややマニアックな商品が多い印象ですね。中には高価買取商品もあるので、専門知識を持ったスタッフが在籍している店舗に査定してもらったほうが良いでしょう。
査定対象外のものは無料でも引き取ってもらえればよいですが、返品になる場合もあります。これは買い取り難しいかな?と思ったら、事前にお店に確認してみると無駄が少ないです。お店によって力を入れているジャンルが違い、独自の販売ルートを持っている場合もあるので、他店で断られたものを買い取ってくれる可能性があります。廃棄を考える前に問い合わせてみるのもいいでしょう。