子どものおもちゃのお手入れ方法を紹介!高く買い取ってもらうために定期的にお手入れしよう
安全に遊んでもらうために、おもちゃは清潔にしておきたいですよね。しかしおもちゃはさまざまな種類があるため、一概にこの洗い方と明言することはできません。そこで今回はおもちゃの素材や種類に分けて、お手入れの仕方を紹介していきます。おもちゃのお手入れに困っている方や、おもちゃを清潔に保ちたいという方はぜひ参考にしてください。
お手入れが不可能なもの
洗えないぬいぐるみの一つ目は色落ちするものです。色落ちするぬいぐるみを洗濯機などにかけてしまうと色がとれて別人のぬいぐるみが姿を現します。濡らしたタオルをぬいぐるみにあて色がついてしまったら、洗うのは控えましょう。
二つ目は取れそうなボタンや部品がついているものです。顔のパーツなどにボタンなどが付いているぬいぐるみは、洗濯機などで大まかに洗うと取れてしまう危険があります。洗うのであればしっかり縫い付けるなどしてから洗いましょう。
三つ目は大きすぎるぬいぐるみです。大きすぎるぬいぐるみは洗うのも乾かすのにも手間がかかります。そのため汚れた部分を少し洗う程度に留めるのが無難です。
絶対に洗えないぬいぐるみの代表格は機械仕掛けのものでしょう。音声に対して反応したり、関節が動いたりするなど機械が組み込まれているものは、そのものが壊れてしまうため、洗うことはできません。他にも接着剤を使用して腕や足を固定しているもの、革製のぬいぐるみなども水洗いは不可能です。
洗えるぬいぐるみのお手入れの仕方
一つ前の見出しでは洗えないぬいぐるみについて紹介しました。ここからは「洗えるぬいぐるみ」について洗い方を紹介するので、くれぐれも洗えないぬいぐるみを洗わないようにしてくださいね!
・手洗い
ぬいぐるみを洗う上で最もおすすめなのが手洗いです。手洗いは型崩れしにくく、汚れている部分を見ながら洗うことができるため汚れもよく取れますよ。手順としては、まず容器にぬるま湯とおしゃれ着用の洗剤を入れ、押し洗いで汚れを落とします。
ここでのポイントは強く擦らず優しく撫でるように汚れを落とすことです。汚れが取れてきたら次に、すすぎを行います。水を溜めた容器の中で優しくぬいぐるみを絞り洗剤を落としていきます。そしてすすぎが完了すればあとは脱水を行いましょう。タオルでぬいぐるみを包みそれを洗濯用のネットに入れて洗濯機で10秒ほど脱水します。最後に風通しのよい日陰で乾かせばOKです。
・洗濯機で洗う
ぬいぐるみは洗濯機で洗うこともできます。手洗いするのは面倒でも、きれいにしたい方は参考にしてみてください。まずブラッシングをして埃などを落としたらネットにぬいぐるみを入れ、洗濯機の「手洗いコース」または「ドライコース」を選択します。洗濯機が止まったら脱水する前にぬいぐるみをくるみネットに入れてもう一度洗濯機に入れます。ここからは手洗いと同様10秒ほど脱水にかけて、日陰干しをします。
布製おもちゃのお手入れ方法
布製のおもちゃにもいろいろ種類がありますよね。洗えるもの洗えないものを区別しキレイにしていきましょう。
■洗えない布製おもちゃ
布製のおもちゃにはタグがついていることが多く、そこに洗濯に関する記載がされています。水洗いが不可であったり記載がなかったりする場合は、洗濯は控えたほうがよいでしょう。革製品や紙製の部品が組み込まれているものも控えるべきです。
■洗えるおもちゃのお手入れ
洗えるおもちゃであれば、水を使って手洗いを行いましょう。まず洗面器に洗剤とぬるま湯を入れて、優しく揉み洗いをします。汚れが取れたら水でよく洗剤を落とし、タオルなどで脱水してから天日干しをするとよいでしょう。
■幼児が使うおもちゃの場合
幼児が使うおもちゃの場合は、口に含む危険があるため、洗剤ではなくスプレータイプの消毒で済ませるのも一つの方法です。口に入っても大丈夫な消毒スプレーもあるため利用するとよいでしょう。布製のものならなんでも消毒できるので、布団やこたつなどにも使えて便利ですよ。
プラスチック製おもちゃのお手入れ方法
プラスチックのおもちゃは、布製おもちゃとはお手入れ方法が違います。
■普段の洗い方
プラスチックは水に強いため、プラスチック製のおもちゃは、ほとんど水洗いができます。ブロックなどもおもちゃは口に入れてしまうこともあるため、清潔にしておきたいものです。そのため口に入れてしまう点も考慮して、洗う際は食器用洗剤を利用するとよいでしょう。多少の汚れは柔らかめのスポンジでこすると汚れを落とせます。それでも汚れが取れないときは、ぬるま湯に洗剤を溶かし、数分つけてからスポンジでこすりましょう。
■プラスチックの黄ばみを落とす!
プラスチックのおもちゃは、使っていると黄ばんでくることがあります。その原因には「ニコチンの付着」「表面の化学反応」などが考えられます。ではこの2つの原因で表面が黄ばんでしまった場合の汚れの落とし方について紹介していきましょう。
・ニコチンが原因
ニコチンが原因の場合はメラニンフォームでできたスポンジで落とすことが可能です。メラニンでできたスポンジには、無数の細かな網目からできているため、表面を研磨して汚れを落とすことができるのです。
・表面の化学反応で黄ばんでしまった場合
化学反応で黄ばんでしまった場合は漂白剤を使用します。水と漂白剤を入れてつけておくだけでよいのですが、ここで一つポイントがあります。それは化学反応で黄ばんでしまったものを落とすには紫外線に当てる必要があるため、日中はできるだけ太陽の光が当たるところに置いて置くことです。そうすることで上手く汚れを落とすことができます。
木製おもちゃのお手入れ方法
木製のおもちゃは水を吸ってしまい、腐ってしまうケースもあるため水洗いには向きません。ではどうすれば木製のおもちゃをお手入れできるのでしょうか?
■おもちゃのスプレーを利用
木製のおもちゃの一般的なお手入れは、乾いたタオルで拭くことです。汚れがひどく拭くだけでは心配という場合は、お湯やおもちゃ用のスプレーを含ませたタオルで拭きましょう。細かな部分の汚れは、綿棒などを使うと上手く汚れを取ることができます。お湯を含んだタオルで拭いた場合は湿気を吸い込んでいる場合があるため、風通しのよい場所で充分乾かし、腐らないようにしてください。
■保管の仕方が大切
木製のおもちゃは汚れを落とす手段が限られているため、日ごろの保管の仕方が重要です。長期間使わないものは放置するのではなく、1か月周期でメンテナンスを行いましょう。木のおもちゃの中でも無塗装の物は、手垢などで黒ずみができてしまうことがあります。その場合は目が細かいやすりで擦ると黒ずみを落とすことができます。また乾燥するとひび割れやささくれができるため、オリーブオイルをつけた布で表面を均一に塗りキレイな状態をキープしておきましょう。
今回はおもちゃのお手入れ方法について素材や種類に分けて紹介しました。おもちゃは子どもが触ったり加えたりするため清潔にしておくことが大切です。今回紹介したお手入れの仕方でおもちゃをキレイにしてあげてください。