おもちゃを買取してもらうときの査定される点とは?
もう使っていないおもちゃを買取ってもらおうと考えている人もいると思います。
思いがけない高値で買取って貰えたという人もいれば、思っていた額の半分にもならなかったと嘆く人もいます。
この差はいったいどこにあるのでしょうか?
もくじ
汚れや匂いがついているものは禁物
まさか、ひどく汚れているおもちゃを買取って貰おうなどと考えている人はいないとは思いますが、意外と汚れたままで査定して貰うお客さんもいます。
このように汚れているおもちゃやよく見ると薄汚れているケースなどでは、査定の際に減点ポイントとなり買取額も低くなります。
だからと言ってぬいぐるみを洗ったら、形が崩れて元の形にもどらなくなり、なんとも言えない変な顔のぬいぐるみになったというケースや、白くなったところとまだ汚れが残っている所の差が目立って、余計に汚れが気になったというケースもあります。
汚れているものは、値段がついたらラッキーくらいに思っておいた方が良いでしょう。
また、自分では気が付いていなくても匂いがついていることがあります。
これも査定の際に大きな減点ポイントとなります。
特に布製のおもちゃは匂いが付きやすいので注意が必要です。
お日様に当てて天日干しをして脱臭するなどの準備が必要になります。
脱臭剤をスプレーするときは、変色の原因となることもあるので、目立たない場所で試して大丈夫なことを確認してからにしましょう。
箱や保証書や商品説明書や付属品がきちんとあるかどうか
箱に入っていた商品は箱がある方が査定額は高くなります。
保証書が無い物は、減点ポイントとなります。
たとえコピーした保証書であっても、無いよりはあった方がマシです。
箱や保証書もきちんと綺麗な状態で保存しておくことが大切です。
商品の説明書がないと遊び方が分かり難い物は、必ず説明書も一緒に出品してください。
説明書もぐしゃぐしゃになっていたり破れたりしている物ではなく、綺麗な状態のものの方がほんの少しですが、高い値段が付きます。
特に、クリスマス限定のパッケージになっている場合や、期間限定の特別仕様のパッケージの場合は尚更です。
おもちゃ本体だけではなく、その箱自体にもプレミアムな価値がついてきます。
付属品がないとゲームができないといった商品の場合は、付属品も揃えて出品する方が高額になります。
中には本体よりも付属品の方が買取価格は高いというケースもあります。
たんなる付録のようなものだと思わずに、付属品も大切に保管しておきましょう。
新しくおもちゃを購入した時は、商品の説明書はコピーした物を使って、本物の説明書は大切に箱の中に入れて保管しておくと良いでしょう。
限定品は高額になることが多い
販売数が限定されていたり、イベント会場のみでの限定販売だったりと、手に入りにくい商品は高額買取ということもあります。
また、20周年の記念に販売された期間限定品なども、高額買取になる可能性が高いです。
日本人は期間限定やここでしか買えない商品が大好きです。
普段は朝早くに起きるのは大の苦手な人でも、こういうものを手に入れるためだったら早起きをして出かけることが出来るのだから不思議なものです。
しかし、せっかく頑張って早起きをして遠くから電車に乗って会場に行ったのに、個数が限定されていたのでゲットすることが出来なかった、などという商品はその後もずっと欲しくて欲しくてたまらない商品だということも多いです。
みんなが欲しかった限定品は、お店の人にとっても嬉しい限りなので、思っていた以上に高値がつくこともあります。
それに反して、どこにでも売っているような積み木や知育玩具などは、駄菓子屋さん行く時に渡す小銭程度の金額しかつかないことが多いです。
今なら高額になるというタイミングもある
男の子なら誰もが憧れると言ってもよい、仮面ライダーシリーズや戦隊シリーズのおもちゃやフィギュアは出品する時期がほんの半年や数か月違うだけでも、買取価格がかなり違ってくるケースもあります。
例えば、歴代の仮面ライダーが勢ぞろいして映画になった、などという年は金額が大幅に跳ね上がりました。
誕生から50年とか60年などの節目の年も高額になります。
戦隊ものや仮面ライダーなどのヒーローものは、いつ誕生したのかを知っておくことをお勧めします。
そしてあと1年や2年なら、節目になる年まで待って、タイミングを見計らうのも賢い方法です。
映画化されていないかなどのチェックも、欠かさないように気を付けておきましょう。
話題になっている時が売り時です。
また、縁起でもない話ですが、仮面ライダーや戦隊シリーズに出演していた俳優さんが亡くなられた時なども絶好の売り時です。
故人を偲んで想い出の品を購入したいという人も多いからです。
こういった時は、かなり金額が跳ね上がる可能性があります。
人の不幸を待っているようでちょっと気が引けるかもしれませんが、平常時の何倍にも買取額が上がるということもあります。
こんな古い物…と思う必要はない
おばあちゃんが亡くなって部屋を掃除して片付けていたら、もう何十年も前のリカちゃん人形が出てきた、などという時に「こんなにも古い物はどこも買取ってくれるわけがないわ」と処分してしまう人も多いのですが、これは非常にもったいない話です。
リカちゃん人形にしろ仮面ライダーやウルトラマンのフィギュアにしろ、初代の物やかなり古い物はなかなか手に入りません。
しかしマニアにとって初代の物や古くて手に入りにくい物は、喉から手が出るほど欲しい商品です。
この場合は、古くて少し汚れていてもOKなこともあります。
初代のリカちゃん人形や初代のウルトラマンと言うだけでかなりのプレミアム価格がつくことも珍しい事ではないのです。
レトロなゼンマイ仕掛けのブリキのおもちゃなども、マニアにとっては貴重な商品です。
こういった、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃に遊んでいたおもちゃも意外と高値がつくことがあります。
今は珍しい「やっこ凧」や「連凧」なども、思った以上の価格になるケースもしばしば見られます。
今の子どもたちは「凧」と言ってもよく分からないという子もいますが「カイト」のことです。
まとめて出品する方が高額になる
滑り台などの大型遊具は運ぶのも大変だし、出張買取を利用される人が多いです。
しかし、この際に滑り台だけでは、今日のおやつ代程度にしかならないことがあります。
滑り台くらいどこにでも売っている商品なので、購入額が高かろうが安かろうがあまり関係ないのです。
そのうえに、たった滑り台一つのために、車を走らせて買取に来たとなると人件費やガソリン代を考えると大した儲けになりません。
このようなことを避けるためには、滑り台1つではなくまとめて沢山出品する方が査定額がアップします。
1つや2つではなく20も30も出してくれると、車を走らせて時間をかけてでもご自宅までお伺いしただけの価値が出てきます。
20や30の商品の中にはお店の人がまあまあ欲しかったものや「これは良い買い物をした」と思えるものの1つくらいはあるでしょう。
お店のスタッフにとっていくつか「良い買い物だ」と思えるおもちゃがあれば、全体の査定額がアップする可能性はたかいので、できるだけまとめて一度に査定してもらいましょう。