動かないAIBOでも売れる？モデル別の買取相場をチェックしよう！

自宅でAIBOという犬型のペットロボットのおもちゃがまだ残っている人は、今回の記事を参考にしてください。現在は生産も修理対応も行っていませんが、プログラミングに長けている人やロボット好きな人が中古市場でAIBOを購入しています。故障している商品でも売れるようになっているので、使用していない人は売却を検討しましょう。

AIBOのモデル別買取相場

モデルごとに相場が異なります。人気を集めている商品は高額で取引されています。

AIBOとは

1999年に初代の商品が販売されて以外、社会現象を巻き起こしてブームとなった犬型のペットロボットです。しかし、2005年に生産が終了した後に2014年には修理対応も打ち切られており、現在は商品も販売されていません。

現在はメーカーによる修理対応が行われていないので、商品が故障している場合は修理不能となっています。しかし、中古市場ではそれでも商品の人気は衰えていないので、買取対象になっています。自宅に眠っているAIBOがあれば査定を依頼しましょう。

現在は購買層が変化している

商品が販売されていた当時の購買層は、子どもや事情があってペットを飼えないシニアなどでした。現在の購買層は当時とは異なり、プログラミングを得意としている人やロボットが好きな人になっています。その理由は、自分でプログラムを作ることで機能が追加される仕組みだからです。機器の操作に慣れている人は自分でカスタマイズできるので、現在はそのような顧客に親しまれています。

ERS-110およびERS-111

こちらの商品は、1999年に最初に販売されたときの商品モデルです。当時は15万円前後で販売されていました。特徴はシルバーメタリックでできていて、ロボット犬であることが外観デザインからもよく分かるようになっています。中古市場では、初代に販売された商品であることから希少価値が高いといわれています。

相場は3～6万円です。もう少し相場が高いと予想する人もいるでしょうが、現在ではこちらの価格で取引されています。

しかし、未使用品や未開封品であれば買取価格は100万円を超えることもあるでしょう。商品の状態が査定額に大きく影響します。

ERS-210

こちらの商品は2000年に販売されました。2代目のモデルになります。初代のモデルと異なる点は、センサー機能を大幅に改善したことです。これにより、パソコンと連動できるようになりました。メールの読み上げや画像の取り込みなどもできるようになり、これまでの生活がより便利になっています。このように、当時としては最先端の技術を結集した商品ですが、相場はそこまで高くありません。2～3万円で取引されています。

ERS-311およびERS-312

こちらの商品は、これまでの商品の外観デザインとは異なり動物らしさを取り入れています。今まではロボット犬という外観デザインでしたが、かたちに丸みを持たせてペットのようになっています。2色展開していて性格がそれぞれ異なるのも魅力的でした。相場は2万円～2万5,000円となっています。そこまで価格が高くありません。

ERS-220

こちらの商品は、前回のモデルのように愛らしいペットの外観デザインではありません。ロボット犬をより近未来的にしたかたちを採用しています。初代の商品モデルと似たような外観デザインですが、さらに豊富な機能が搭載されているので技術的な進歩があったことを証明できます。こちらは中古市場でも人気を集めているので、相場は4～5万円となっています。

ERS-7シリーズ

こちらの商品は、2003年に販売された最後のモデルです。外観デザインはメタニカルな部分はありますが、愛らしさも残っているので、これまでの集大成のような意味合いを持っています。会話ができるペットロボットとして中古市場でも人気を集めています。また、こちらの商品が最後のモデルになるので希少価値が高いと判断されています。そのため相場は、4～5万円となっています。

AIBO関連のアクセサリーの買取相場

AIBOがおもちゃとして遊んでいた商品も人気があります。自宅に商品が眠っていないか探してみましょう。

アイボーン

こちらの商品は、AIBOの無邪気さを演出するときのアイテムです。AIBOがおもちゃと認識して遊ぶように設計されていました。相場は800～1,000円です。

サイコロ

こちらの商品は、AIBOが転がして遊ぶときに使用されていました。また、口に咥えることもできたので、遊び方のレパートリーが多かったといえるでしょう。相場は800～1,000円です。

キャリー

こちらの商品は、旅行鞄のような外観デザインですが、AIBOを収納するバッグになっています。付属品なども一緒に収納できるようになっています。相場は3,000～4,000円です。

動かないAIBOでも売れる？

故障している商品でも問題なく売れます。自分で処分しようか迷っている人は、すぐに現金化できるので査定を依頼しましょう。

動かなくても売れる

現在の商品の購買層は、機械操作を得意としている人たちなので、故障している商品でも問題ありません。オークションでもジャンク品として販売されていて需要があるので安心してください。

オークションよりも買取店がおすすめ

オークションで買い取ってもらうか、店舗で査定を依頼するか迷う人もいるでしょう。故障していない商品であれば、相場が分かるのでオークションに出品しやすいですが、故障している場合は相場が分かりません。そのようなときは店舗に査定を依頼しましょう。自分で処分を検討している人は気軽に相談してください。

AIBOを高く買い取ってもらうためのポイント

ポイントを2つ紹介します。付属品も価値があるのでできる限り揃えましょう。

店舗に問い合わせる

まずは、電話などで買い取ってもらえる商品なのか確認しましょう。AIBOは市場に溢れている商品ではなく珍しい商品なので、店舗にもよりますが買取できない可能性があります。わざわざ店舗まで持ち込んで受け付けてもらえないと時間と労力を無駄にすることになります。そのようなことにならないように事前に問い合わせましょう。

次に、最近では店舗に持ち込む方法以外でも宅配買取や出張買取などのサービスが普及しているので、そちらのサービスを利用して査定を依頼しましょう。査定額を知れるのでどの方法で買い取ってもらうか検討できます。店舗まで出かけるのが億劫に感じている人や先に査定額を知りたいと考えている人は、これらのサービスを利用しましょう。オンライン査定に対応している業者もあるので、希望する場合は上手に活用しましょう。

付属品などを大切に保管する

箱や保証書なども大切に保管していると査定額がアップする可能性があります。実際に商品を使用していた人であれば、アダプターやケーブル類は保管していますが箱や保証書を保管していないことも考えられます。すべての付属品が揃っていなくても、できる限り揃えるようにしてから査定を受けましょう。

また、未使用品や未開封品であれば、そのままの状態で査定を受けるようにします。価値が大幅にアップすることも珍しくないので、むやみに開封しないようにしてください。いずれにしても、現在生産されていない商品なので、付属品も希少価値が高くなっています。現在保管している付属品すべてを持ち込みましょう。

まとめ

自宅で使用していない状態のAIBOがあれば査定を依頼しましょう。現在の購買層は、ロボット好きな人たちなので故障していても問題ありません。この際、付属品などが保管されていれば忘れずに店舗に持ち込みましょう。現在は生産も修理も行われていないので、商品価値が高くなっています。すぐに現金化したい人におすすめなので、気軽に買取サービスを利用してください。高く買い取ってもらうポイントを知っていると、相場よりも高い値段で取引してくれる可能性があります。