おもちゃ買取における「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の違いとは？

自宅に眠っているおもちゃや、使用しなくなったおもちゃを売却したいと考えている人は、今回の記事で紹介する3つの方法で業者に買い取ってもらいましょう。それぞれのメリットとデメリットを確認して、自分に合った方法を選択します。まずは大まかな流れを確認するところから始めましょう。

おもちゃ買取における店頭買取・出張買取・宅配買取とは？

現在主流となっている3つの方法について紹介します。大まかな流れを知っておきましょう。

店頭買取の流れ

まず、近くの店舗に売却したい商品と本人確認書類を持参します。次に、その場でスタッフが査定します。店内が混雑している時間帯は査定に時間がかかります。そして、スタッフから査定額が提示されます。価格に納得できたときは、承諾書に必要事項を記入した後に現金を受け取れます。なお、商品が傷んでいるときや汚れが酷いときには、無料で商品を引き取ってくれる場合があります。その場合は、現金を受け取ることはできませんが、自分で処分するときに発生する費用は削減できます。

出張買取の流れ

まず、店舗に電話またはメールで申し込みます。出張サービスを希望する日時や住所などを伝えましょう。次に、スタッフから日程調整の連絡が入ります。そして、予定していた日時にスタッフが自宅などを訪問して、その場で商品を査定します。

最後に、スタッフから査定額が提示されます。価格に納得できたときは、承諾書に必要事項を記入した後に現金を受け取れます。なお、本人確認書類の提示が求められるので準備しておきましょう。また、一部の業者では出張費が発生する場合があります。サービスを利用する前にホームページなどで確認しておきましょう。

宅配買取の流れ

まず、インターネットで申し込みます。次に、集荷希望日や箱数を決定しましょう。そして、集荷日時までに売却したい商品をダンボールに梱包します。集荷日時になると配送業者が集荷のために訪問するので、ダンボールを渡すようにします。

さらに、商品が業者のもとに到着すると連絡が入り、集荷から約1週間後に現金が口座に振り込まれるようになっています。こちらの方法は、自宅にいながら商品を売却できる手軽さが魅力的ですが、商品が破損しないように梱包するときは丁寧に行いましょう。

買取方法のメリット・デメリット

それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。これまでは店頭で商品を買い取ってもらう方法が主流でしたが、ライフスタイルや社会の変化などで、現在は3つの方法が定着しています。

店頭買取のメリット

スタッフと対話しながら商品を売却できるメリットがあります。分からないところは質問できるので、査定額に納得できないときも説明を求めることが可能です。また、すぐに現金化できるので、手元にお金が必要な人におすすめです。そして、店舗に陳列されているほかの商品も確認できるので、どのような商品が売れ筋の商品なのかチェックできるようになっています。

店頭買取のデメリット

店舗が混雑している時間帯にサービスを利用すると、査定が終了するまでに時間がかかってしまいます。そのため、時間に余裕が無い人がサービスを利用するのはおすすめしません。混雑していない時間帯に来店するようにしましょう。また、商品を店舗まで運搬しなければいけないので、重たい商品、大きい商品、複数の商品を売却したい人は、車で来店する方法が望ましいでしょう。そのため、車を所有していない人や遠方で生活を送っている人は、利用しにくいサービスになる場合があります。

出張買取のメリット

自宅にいながら商品を売却できるメリットがあります。店舗が遠方にある人や車を所有していない人におすすめです。すぐに現金化できるので、手元にお金が必要な人におすすめです。スタッフとコミュニケーションが取れるので、分からないところがあれば気軽に質問できます。

出張買取のデメリット

査定額に納得できなかったときは取引が成立しなくなります。自宅まで出張してもらいながら、商品を売却しないことに対する後ろめたさを感じてしまうかもしれません。また、女性が1人でサービスを利用するのは気が進まない場合があります。その場合は玄関先で対応してもらうようにしましょう。可能であれば女性スタッフに対応してもらうようにします。

宅配買取のメリット

自分のペースで商品を売却できるメリットがあります。集荷日時までに商品をダンボールに梱包するだけで問題ありません。こちらの方法ではスタッフと対面する必要が無いので、コミュニケーションを取るのが煩わしいと感じている人や、苦手な人におすすめです。また、仕事や介護などで忙しく、日中自分の時間が確保できない人に適しています。

宅配買取のデメリット

商品をダンボールに梱包するときに使用する資材を、自分で準備しなければいけません。商品を梱包するためのダンボールを自宅まで配達してくれる業者もありますが、基本的には自分で準備することになります。そのため、ダンボールとガムテープを準備する時間と費用を捻出しておきましょう。

また、集荷からおよそ1週間後に現金が口座に振り込まれます。そのため、すぐに現金化したい人には適していません。さらに、査定額に疑問が芽生えても、スタッフと直接コミュニケーションを取れないので、疑問点の解消に時間を費やしてしまいます。

どんなシュチエーションの時にどんな買取方法がおすすめ？

自分に合った方法を選択しましょう。基本的に無料でサービスを利用できるようになっていますが、業者にサービス利用料を確認しておきましょう。たとえば、宅配買取のサービスを利用したときに、査定額に納得できずに取引が成立しなかった場合、業者から商品が自宅などに返却されることになります。そのときの配送料の負担はどちらになるのか確認しておきましょう。

時間をかけずにすぐに現金化したい人におすすめの方法

店舗に商品を持ち込んで査定してもらうと、時間をかけずにすぐに現金化できます。そのため、引っ越しの時期が近づいてきて、荷物を整理しなければいけないときにサービスを利用すると便利でしょう。商品を梱包する必要もありません。店舗の営業時間内であれば予約不要でサービスを利用できる手軽さもあります。

自宅にいながら商品を売却してもらいたい人におすすめの方法

複数の商品をまとめて売却したい人におすすめできるのが出張サービスです。また、小さい子どもが自宅にいる人や、介護などで自宅を長時間離れられない人にもおすすめです。スタッフを室内に通すことに抵抗を感じる人は、玄関先で対応してもらいましょう。日時を予約しなければいけませんが、自分で商品を運搬する手間が省けるのでメリットが大きいでしょう。

自分のタイミングで商品を売却したい人におすすめの方法

店舗の営業時間内に商品を持ち込めない人や、出張サービスの対応時間内に在宅していない人におすすめです。自分のタイミングで商品を売却できるので、部屋を整理したい人や引っ越しの時期が近付いてきたので、荷造りをしながら荷物をまとめたい人に適しているでしょう。配送業者は夜遅くまで集荷に対応しているので安心できます。

まとめ

自分に合った方法を上手に選択して、商品を売却しましょう。商品を売却するときは、できる限り汚れや埃を取り除いて綺麗な状態にしましょう。サービスを利用する前に、料金の相場を自分で調べておくと良いでしょう。査定額に納得できなかったときも慌てることなく対応できます。最近は、店舗に商品を持ち込む方法以外も主流になっているので、選択肢の1つとして検討してください。