100万円以上で買取ってもらえるおもちゃは一体どんなもの？

古いおもちゃの中には価値が高騰しているものもあります。多くのファンが争って買い求めているために高額の値段で取引されていて、中には100万円を超える高額の値段で取引されているものもあるのです。ここでは、100万円以上の価格で買い取られることもある、非常に価値の高いおもちゃを紹介します。

ブリキで作られた古い時代のおもちゃ

100万以上で買取られたことがある貴重なおもちゃの代表的なものが、ブリキで作られたおもちゃです。現在のおもちゃの材料に使われている素材は、プラスチックや軽量の金属などが一般的ですが、昔はブリキを材料にした玩具が多く生産されていました。玩具といえばブリキ製のものがほとんどであったような時代もあり、日本でも多くのブリキ製の玩具が製作されました。

日本でブリキの玩具が初めて作られたのは明治時代のことです。開国したことによって、外国からもさまざまな文化が入ってきましたが、外国製の玩具なども多く日本に入ってきました。

100万円を超える価格で買い取られることがあるのが、こうした非常に古い時代に作られたブリキ製の玩具で、明治時代の初期に作られたような、非常に古いものならば、さらに高額の鑑定額も期待できます。

明治時代の初期に子どもたちに遊ばれていたようなブリキの玩具は、日本で作られたものよりも、外国で作られたもののほうが一般的でした。ほかの商品と一緒に外国から輸入されて、日本国内のお店で販売されました。この頃は、外国から輸入されたものは非常に価値が高かったために、値段も非常に高額でした。そのために輸入されたブリキの玩具も高級品であったために、購入できたのは裕福な家の子どもだけでした。

こうした理由から、明治時代の初期の玩具は残されている数が非常に少ないために、コレクターの間でも貴重なものとして高値で取引されています。特別な価値のあるものならば、100万以上の価格で取引されることも珍しくなく、日本の玩具の歴史を象徴する、貴重な資料となっています。

明治時代に日本へ輸入されたブリキの玩具の中でも、とくに種類が多く存在するのがドイツ製のブリキの玩具で、当時のドイツは日本をはじめ世界各国にブリキ製の玩具を販売していたことから、さまざまな種類の玩具が現在でも残されています。このような種類の玩具は日本だけでなく、世界的にも非常に価値が高いことから、国外でも高額で取引されています。

日本製で製造されたブリキのおもちゃ

100万以上の高額で取引されるブリキ製のおもちゃの中には、日本で作られたものもあります。日本でブリキ製の玩具が作られるようになったのは、石油ランプが普及したことと関係していて、石油を入れてあった缶が当時の日本に大量に放置されていたことから、これに目をつけた玩具の製造業者が、安価に玩具を作ることができる材料として、ブリキの缶を使うようになりました。

このような方法で生産されたブリキ製の玩具は、値段も高額ではないために、日本国内でも多く販売されました。100万以上で売買されるような玩具の中にも、こうしたブリキ缶を材料にして作られていた時代のものがあり、このようなタイプの玩具は、19世紀の終わりごろまで生産されていました。

日本製のブリキの玩具は、日本だけでなく、外国へも輸出されるようになり、当時の日本にとって外貨を獲得するための、貴重な輸出品になりました。とくに多くのブリキ製の玩具が販売されたのは、1950年代から1960年代のことで、この時代に作られた玩具で、外国に現存するものの中には、日本で作られたものも多くあります。

こうしたブリキ製の玩具を集めているコレクターは、日本国内だけでなく海外にも多く存在して、アンティークの玩具としてブリキの玩具が高値で取引されています。100万以上の価格で売買されることがあるのも、こうしたコレクターが多く存在することが理由になっていて、現在では入手することが困難なものほど、高い価格で取引がされています。

高い価値のあるブリキのおもちゃ

ブリキのおもちゃを自宅に所有している人は、専門店に持ち込めば、高額で買い取ってもらえることもありますが、100万以上の価格で買い取ってもらえるかどうかは、買取りを依頼する玩具の種類によって決まります。

ブリキの玩具の場合、買取り価格に大きな影響を与えるのが、玩具が作られた時代です。古い時代に作られたものだけでなく、特定の時代に作られたものも、価値が非常に高くなっています。

日本製のブリキの玩具の中でも、多くのファンに人気があるのが、生産された国の名前が「Occupied Japan」と表示されているものです。これは、日本が連合国に統治されていた時代に作られたもので、限られた期間に作られたものであることから、希少性が高いところがファンに評価されています。

自宅で所有している玩具がブリキで作られているかどうかわからない場合には、外見である程度判断できる場合もあり、古い時代に作られたブリキの玩具の場合には、全体的に色が黄色っぽくなっています。ブリキで作られている玩具であっても、あまり高い買取り価格がつかないものもあり、最近新しく作られたものなどはあまり価値がありません。

ブリキ製の玩具がファンの間で人気が高いことから、玩具を生産しているメーカーの中には、以前生産していたブリキ製の玩具を復刻版として販売している会社もありますが、こうしたタイプの玩具はブリキ製でも簡単に入手しやすいために、売却できる金額も低めになっています。

100万以上の高額で売却できるブリキ製の玩具は、ブリキで作られているということ以外にも特徴を持っているものが多く、とくに多くのコレクターに人気があるのが、有名なキャラクターをモデルに作られているものです。誰でも知っているような世界的に有名なキャラクターが、ブリキ製の玩具として製造されていて、それが非常に古い時代の玩具の場合には、非常に高額で取引されることが多いです。

有名なアニメのキャラクターは世界中にファンがいるために、ブリキのおもちゃを集めている人だけでなく、そのキャラクターが好きな人も玩具をほしがるので、結果として取引の価格も非常に高額になっています。20世紀の前半に作られた有名なキャラクターのブリキの玩具ならば、100万以上で買い取ってもらえる確率も高くなり、おもちゃを一つ売るだけで非常に高額の対価を入手できます。

おもちゃの中には、100万以上の高額で買い取られるものもありますが、このような玩具の代表的なものが、ブリキで作られた古い時代の玩具です。ブリキ製の玩具が作られた歴史は古く、日本でも19世紀から、多くのブリキ製玩具が製造されていますが、明治時代には外国製の玩具も多く輸入されました。

こうした非常に古い時代に作られたブリキ製の玩具の中にも100万以上の価格がつけられたものがあり、現在まで残っているものが少ないことが、玩具の価値を向上させています。ブリキ製の玩具の中でも、とくに多くのファンに人気があるのが、有名なキャラクターをモデルにしたもので、世界的に有名なキャラクターの古い時代の玩具ならば、100万を超える鑑定額も期待できます。