オシャレで可愛い!世界のおもちゃとは
世界には、さまざまな工夫やデザイン性を凝らしたおもちゃが存在します。プレゼントで海外製のおもちゃをもらったことがある方もいるでしょう。そういったおもちゃは日本では希少で高く売れる可能性があります。ここでは、世界に存在する可愛いおもちゃについて紹介しましょう。
もくじ
ドイツの有名な「プラステン」
ものづくり大国・ドイツで生まれたプラステンは、日本でも大きな人気を集めるおもちゃの1つです。プラステンのよいところは、0歳から小学校入学まで、長い時間を遊べるように工夫されているところ。子どもの成長ごとにおもちゃを買い替えなくても、その年齢に応じた遊び方ができるようになっています。
こどもの成長は早いもので、あっという間に新しい遊びをするようになります。年齢に応じて新しいおもちゃを買うのもよいですが、「ずっと同じおもちゃで遊ぶ」というのも、味があってよいのではないでしょうか。
■プラステンはどんなおもちゃ?
プラステンは、日本でいう「ペグ差し」に似たもの。何本かの棒にさまざまなカラーのリングを差して遊びます。1歳ごろから使用でき、最初は棒に抜き差ししながら遊び、年齢が上がるごとに遊びの幅が広がります。
色ごとに分けて差したり、食器に例えてのおままごと遊びをしたり、使い方のバリエーションは数えきれないほど。紐もついているので、紐通しをして遊ぶことも可能です。「子どもが長く遊べるおもちゃが欲しい」という親御さんにおすすめでしょう。
sibi max(シビマックス)
シビマックスは、ドイツ南部にある美しいエリア・アルゴイ地方で生まれた、曲木を用いて遊ぶ乗り物です。子どもが座る部分が曲木になっており、またがると程よくたわむのが特徴。木の柔軟さと丈夫さを感じることができ、木が持つ可能性を学ぶことができます。
家の中で遊べる乗り物で、タイヤは床に刺激が少ない合成樹脂を使用。騒音が心配な集合住宅の中でも、安心して使用できます。また、親御さんが簡単に押してあげることもでき、親子で楽しく遊ぶことにも適しています。
■曲木を使ったシリーズ「Sirch Sibi(サーチシビ)」とは
サーチシビは、ドイツ・アルゴイ地方で生まれた「Sirch(サーチ)」が生み出した子ども用の乗り物です。曲木が使用されており、乗り心地や安全性を一番に作られました。子どもが床を蹴って前に進む車や、ゆらゆらと揺られて遊べる木馬などが人気。床や家具を傷つけないのも、親御さんに嬉しい設計です。
一度は見たことがあるロディ
近年、保育園や幼稚園、児童館などさまざまな場所で見かけるロディ。実はバランスボールなのを知っていましたか?ゴム製の乗り物に見えるロディですが、実は子どもが遊べるバランスボール。跨るだけで体幹やバランスを鍛えることがでます。遊び方も多様で、ただまたがるだけでも楽しいですし、またがったまま弾ませても面白いです。
少し大きくなったら、床を蹴って遊ぶのもよいでしょう。対象年齢は3歳から。見た目も可愛らしく、ただ部屋に置いてあるだけでもキュートさ満点です。大変に頑丈な作りで、大人が乗っても壊れません。200キロまで耐えられる作りなので、子どもと親が交互に乗って楽しむことも可能。さまざまな遊びをすることができる乗り物です。
■日本Gボール協会・日本体操学会で唯一認可
ロディは、NPO法人「日本Gボール協会」「日本体操学会」に認可された唯一の商品です。「運動や体操をする時に、適した品質である」と認められました。このことから、保育園や幼稚園などの施設で取り入れられているのでしょう。
■子どもが舐めても安心な仕様
ロディは、塩化ビニール製品に多く使われるフタル酸を使用していません。このことから、子どもが安心して使用できるようになっています。赤ちゃんや子どもが口に入る可能性のある物は、できるだけ安全な物にしたいもの。ロディは安心して子どもを遊ばせられるおもちゃです。
大人も子どもも楽しめるKAPLA(カプラ)
カプラはフランス生まれのブロックです。ブロックといっても、一見すると「同じ形の板」に見えるかもしれません。しかし、同じ長さ・太さ・高さの板が色とりどりのカラーで用意されており、ただ重ねるだけで作品を作れます。上手に板を重ねれば、15メートルもの作品を作ることも可能。もちろん、大人が使っても楽しいおもちゃです。
■教育機関でも使用されている知育おもちゃ
カプラは、フランス文部科学省で推薦されているおもちゃとして知られています。日本でも高く評価されており、教育おもちゃとして取り入れる場所が増えてきました。接着剤を使用せず、ただ重ねるだけで立体の作品を組めるので、論理的思考力・想像力を引き出すのに役立ちます。
固定しないため、崩れたときや組み方を間違えたときも、「やり直し」が効くので長く楽しめるでしょう。また、根気強く作品を完成させる力を経て、集中力や忍耐力も高まります。
■個人でもグループでも遊ぶことができる
カプラは個人でもグループでも楽しむことができるおもちゃです。1人でコツコツと作業をするのもよいですし、グループで何かを作ってみるのもよいでしょう。計画を立てずに好きに組むのもよいですし、設計図を作ってから組み立てるのも楽しいです。
板を組み合わせるだけなので、遊び方も自由自在。子どもから大人まで、年齢を問わず遊べるところも魅力です。積み木が大好きなお子さんなら、なおのこと楽しく遊べるのではないでしょうか。
室内遊びにぴったりのbiliibo(ビリボ)
ビリボは、まるでヘルメットのような形をした、とても不思議なおもちゃです。「どんな風に遊べばいいの?」と思う形ですが、実は使い方は決まっていません。ビリボの使い方は、子ども1人ひとりが決めるもの。どんな遊び方をしてもよいのです。
スイス生まれのビリボは、子どもの思考を無限大に引き出す役割を持って作られました。水を汲んでもよいですし、水に浮かべてもよいですし、座ってもよいのです。重ねてみても、頭にかぶっても、並べてブリッジのように渡っても構いません。バランスボールみたいに使うのもあり。「遊びたいように遊べる」のが、ビリボの素晴らしいところです。
■外での遊び方も無限大
室内でも好きに遊べるビリボですが、外に持って行っても自由な遊び方ができます。プールで水のかけ合いっこができますし、砂場で砂を入れたり、型にしたりすることもできるでしょう。もちろん、雪遊びもOKです。「明日はどんな遊び方を試してみようかな」という、子どもの好奇心を刺激してくれます。
木製のおもちゃクーゲルバーン
クーゲルバーンは、ドイツ製のおもちゃです。クーゲルバーンとはドイツ語で「玉の道」という意味で、その名前の通り自分でセットを組み立て、玉を転がせて遊ぶおもちゃです。ボールが通るとき、「チーン」と可愛く音がするのがご愛敬。組み立て方は千差万別で、「どう組み立ててボールを下まで転がすか」を楽しむおもちゃです。
レールを少なめにすれば簡単に、多めにすれば複雑な道を作ることができ、子どもの年齢に応じた楽しみができるのも魅力。もちろん大人も楽しいです。ボールが途中で下に落ちてしまったら、通れるように作り直し。これを繰り返すことで、考えながら学ぶ力が身につきます。
■追加パーツも購入できる
最初は簡単なセットからチャレンジして、子どもに自信をつけてもらいましょう。クーゲルバーンの楽しみが伝わったら、後から追加パーツを増やし、遊びの幅を広げることができます。たくさんパーツを増やして、大作に励んでみるのもよいでしょう。ぜひ壮大な作品作りにチャレンジしてみてください。
子どものおもちゃは世界中で誕生し、あらゆる国で活躍しています。日本を含めた世界のおもちゃを見て、子どもが楽しく遊べるおもちゃを探してみてはいかがでしょうか。もし子どもが遊ばなくなっても、海外製のおもちゃは希少な物もあるので状態がよければおもちゃ買取業者による高値買取が期待できるかもしれません。